今日9月16日は、大杉らの命日で、今年2023年は没後100年です。
静岡市の沓谷霊園で、墓前祭が開催されましたが、100年ということで、今年が最後となりました(今日の共同通信に「大杉栄、最後の墓前祭 甘粕事件100年、静岡」と記事が出ています。大杉の甥の大杉豊さんも参加されました)。
大杉らが憲兵隊に連行されたのは「関東大震災の混乱に乗じて」と言われていますが、何故震災から2週間もたったこの時期に、6歳の橘宗一少年も一緒に連れていかれたのか。確かに東京はまだ混乱していたのは事実でしょうが、あまりにも不自然です。「甘粕事件」と呼ばれるこの事件は、まだまだ謎が多いわけですが、大杉豊さんが9月15日付けの毎日新聞で語っているように、「100年で終わりではなく、その記憶を忘れてはならない」ものだと思います。
近年、伊藤野枝が見直され、関心が高まっており、今月24日には伊藤野枝・大杉栄らの没後100年を記念するシンポジウム「自由な自己の道を歩いて行こう」が開催されます。対面参加だけではなく、オンラインでの参加も可能ですので(オンライン配信視聴1,800円)、参加してみてはいかがでしょうか。
また、8月には平凡社から『伊藤野枝セレクション』、『大杉栄セレクション』も刊行されています(Xでも紹介されています)。
100年前の9月16日、大杉栄と伊藤野枝が、甘粕正彦大尉らによって殺害されました。この夏、平凡社ライブラリーより『大杉栄セレクション』『伊藤野枝セレクション』(栗原康編)が刊行されました。100年後のいまを生きる私たちが、2人のアナキストの言葉から学ぶべきこととは?https://t.co/P4DrmY9i1B
— 平凡社 (@heibonshatoday) September 15, 2023
大杉・伊藤の死から100年たっていますが、100年たっても大杉や伊藤が目指した社会は達成されていないと思います。100年を機に多くの人に大杉・伊藤の思想を知ってもらい、この閉塞した現代を変える力が結集されることを期待せずにはおれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿