続・人間老いやすく、学成りがたし: #古写本
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2023/04/22

「本の万華鏡」第33回は、「NINJA 虚像と実像」。ガマちゃんが案内してくれます。

 国立国会図書館が、ミニ電子展示「本の万華鏡」の第33回として、「NINJA 虚像と実像」をウェブサイトで公開しています。

 忍者の児雷也(じらいや)を助けるガマちゃんが案内してくれます。壱之巻、弐之巻、参之巻、秘伝之巻とあり、最終巻である秘伝之巻では三大忍術書を紹介していますが、その中の1つ『正忍記』は、国立国会図書館がその伝書の1つを保存・公開してます。また、各所にちりばめられてるカエルをクリックするとキーワードが出てくるのですが、それをつなげると忍者にとって大切なある言葉になっているというオマケ付きです。

 壱之巻 エンタメ世界の忍者-華麗なレッドカーペット
  江戸時代の忍者文学
  有名忍者の登場
  猿飛佐助の登場-立川文庫と大正の忍術ブーム
  大正・昭和の忍術研究
 弐之巻 ホンモノ忍者-過酷なブラック労働
  忍者の起こりと呼称
  忍者のお仕事(戦国編)
  忍者のお仕事(江戸編)
  古地図から見る江戸の伊賀町・甲賀町
 参之巻 エンタメ忍者とホンモノ忍者、ここが違う!
  忍者の装束
  手裏剣
  忍者が結ぶ印
  くノ一
 秘伝之巻 忍術書を読んでみよう
  忍術の百科事典『万川集海』
  実践重視!『忍秘伝』
  忍術であの子と仲良しに?『正忍記』の世界
 おわりに
 謎解答之巻
(ここで、カエルをクリックすると出てくるキーワードの答え合わせ
       ができ、免許皆伝となります。)
 参考文献

2023/01/14

国文学研究資料館が、電子展示室「書物で見る 日本古典文学史」を公開しています。

 国文学研究資料館展示室で定期的に開催している通常展示「書物で見る 日本古典文学史」が、電子展示室として公開されています。

 上代から明治初期までの文学を、書物(古典籍)によってたどるもので、どの時代も歴史の教科書で名前を見るものが多く出ています。

上代-奈良時代以前の文学:古事記、日本書紀、豊後国風土記、懐風藻、万葉集

中古-平安時代初期の文学:文華秀麗集、句題和歌(大江千里集)、

             東遊歌図・風俗、竹取物語、日本霊異記

中古-平安時代中期・後期の文学:本朝文粋、古今和歌集、和歌九品、蜻蛉日記、

                伊勢物語、菅家文草、京極御息所歌合、

                土佐日記、枕草子、源氏物語

中古-院政期の文学:新撰朗詠集、散木奇歌集、とりかへばや物語、今昔物語集、

          金葉和歌集、俊頼髄脳、今鏡、江談抄

中世-鎌倉・南北朝時代の文学:新古今和歌集、宴曲集、平治物語絵巻、増鏡、

               方丈記、近代秀歌、住吉物語、平家物語、

               十六夜日記、徒然草

中世-室町・安土桃山時代の文学:正徹物語、宗安小歌集、浦島太郎、義経記、

                道成寺縁起、新撰菟玖波集、文正草子、

                十二類絵巻、曾我物語、舟弁慶

近世-江戸前期の文学:草山集、後水尾院御集、勢語臆断、大坂独吟集、

           おくのほそ道、古学先生詩文集、挙白集、紅梅千句、

           笈の小文、去来抄

近世-江戸中期の文学:唐詩選国字解、冷泉為村卿百首和歌、源氏物語玉の小櫛、

           古今狂歌袋、誹風柳多留、作詩志彀、六帖詠草、

           寐惚先生文集、新花つみ、傾城禁短気

近世-江戸後期の文学:如亭山人藁、山陽詩鈔、志濃夫廼舎歌集、昔話稲妻表紙、

           南総里見八犬伝、黄葉夕陽村舎詩、桂園一枝、おらが春、

           椿説弓張月、東海道中膝栗毛

近代-明治時代初期の文学:牛店雑談 安愚楽鍋、斉武名士 経国美談、

             怪談 牡丹燈籠、埋木廼花、明治十家絶句、

             新体詩抄 初編

 初めて見る書籍もありますが、教科書で名前だけ見たことがある書籍の、写真とは言え現物を見ると、なんとなく親しみがわいてきますね。

2022/11/18

国立国会図書館東京本館に行かなくても、展示の一部を見ることができます。

  国立国会図書館で、企画展示「知識を世界に求めて―明治維新前後の翻訳事情―」が開催されています。

 もちろん、国立国会図書館東京本館に行かないとすべての展示は見れないのですが、「展示会関連サイト」が用意されていて、このサイトでは、国立国会図書館のデジタルコレクションで閲覧できる展示資料を解説とともに紹介するものになっているので、国立国会図書館東京本館に行かなくても、展示の一部を見ることができるようになっています。

 この展示は、「第1章オランダを通して世界をのぞく」、「第2章開国期における西洋知識の移入」、「第3章西洋知識の受容と近代化」、「第4章翻訳文学の歩み」からなっているのですが、特に第3章と第4章は、国立国会図書館デジタルコレクションで見られる資料が多いので、約200点の展示のうち、ちゃんと数えていませんが1/4くらいは見れるのではないでしょうか。

 資料をデジタル化しておくと、こういうことが可能になるんですね😆

2022/11/10

国立国会図書館の「次世代デジタルライブラリー」で、全文検索が可能になりました!

  「次世代デジタルライブラリー」で、古典籍資料等の画像上に、光学文字認識(OCR)テキストを重ねて表示する機能を追加されたことで、全文検索ができるようになりました。

 次世代デジタルライブラリーの画像ビューワで表示する資料画像上に、OCRソフトウェアがAIにより資料画像を読み取ったくずし字等のテキストデータが重ねて表示されます。

 「AIにより資料画像を読み取ったテキストデータのため、必ずしも正確とは限らない」とされていますが、私が確認した限りでは、けっこういけてます😆 

 少なくとも、久しぶりにくずし字を読もうとして、だいぶ間違っている私よりは、何倍も良いです😅 確かに間違っている文字もありますが、手掛かりになるので、これはかなり使えますよ👍

2022/08/10

名古屋大学附属図書館、電子コレクションの一部を、日本で初めて“JSTOR Open Community Collections”で公開!

 名古屋大学附属図書館が、「高木家文書」と「伊藤圭介文庫」の電子コレクションの一部を、日本で初めて“JSTOR Open Community Collections”で公開しました。

  JSTOR OCCは、全世界の大学や美術館等のコレクションのデジタル画像を公開するプラットフォームで、200以上の機関が800以上のコレクションを公開しています。今回、名古屋大学附属図書館が公開したのは、高木家文書および伊藤圭介文庫の貴重資料電子コレクションの一部ですが、これらの資料は以前から「附属図書館電子コレクション」で公開されていましたが、新たなデジタルアーカイブ・プラットフォームの構築を目指しているそうで、今回のJSTOR OCCでの貴重資料コレクションの公開は、この取り組みの一環なんだそうで、あくまでも試験的な公開で、12月末まで公開予定だそうです。

 インターネットで世界中の公開資料を見ることができるとは言え、実際どこに何があるのか分からないわけですから、海外の有名なプラットフォームで公開することによって、その存在をアピールできますし、海外にも多くいる日本研究者が資料を使うことができるようになることで、日本の研究がますます進むことになるわけですから、このような動きは他の組織でも積極的に行うべきですね。

2022/06/08

京都大学附属図書館が、京都大学創立125周年記念の貴重資料展示を開催中です!

  京都大学附属図書館が、京都大学創立125周年記念として、「デジタルで見る!絵物語の貴重資料展」と題した展示を開催しています。この展示は、貴重資料デジタルアーカイブで公開されている資料の中から、No.1とおススメできる6つの資料を、オンラインでのデジタル展示(12月22日まで)にしたもので、ナビゲーターのアマビエちゃんというキャラクターが紹介してくれています。

 紹介されている資料は、

 「塩焼き文正(しおやきぶんしょう)」
 「付喪神(つくもがみ」
 「国女歌舞伎絵詞(くにじょかぶきえことば)」
 「烏帽子折草子(えぼしおりぞうし)」
 「たま藻のまへ(たまものまえ)」
 「肥後国海中の怪(アマビエの図)」

の6つで、それぞれ「ストーリーを見る」または「解説を読む」と、「画像をみる デジタルアーカイブ」が用意されています。
 「塩焼き文正」は、「読めばご利益がある資料」とされているそうです。「肥後国海中の怪」はコロナ過ですっかりおなじみとなったアマビエの図です。どの資料もタイトルと原資料所蔵館を明記すれば二次利用が可能になっています。

2022/05/18

スコットランド国立図書館が、中世および近世の写本をデジタル化し、オンライン公開!

  スコットランド国立図書館(NLS)が、中世および近世の写本をデジタル化し、オンライン公開しています。ヨーロッパの古い写本って、眺めているだけでも何となくおしゃれでカッコイイ感じがするので、今回の公開は個人的にかなり喜んでいます😆

 9世紀から16世紀にかけてのものを中心とした、はじめてデジタル化された写本240冊以上が公開されています。1560年のスコットランドの改革で、90%以上が破壊されたと考えられているとのことですので、今残っているものは大変貴重です。

 なかにはおもしろいものもあり、例えば「Borthwick Girdle Book」は、15世紀の天文および医療用のアルマナックで、折りたたむとベルトに着用できたり、「Regula of the Knights Templar(テンプル騎士団のレギュラ)」は、あごひげと口ひげの「過剰」について12世紀のアドバイスを提供していたりします。また、初期のスコットランドゲール語写本のコレクションも「Introduction」のページにリンク( view the Gaelic manuscripts of Scotland.)が貼ってあり、見に行くことができます。