続・人間老いやすく、学成りがたし: #クラウドファンディング
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2023/08/21

「佐紀古墳群航空レーザ測量調査速報成果資料集」が、「全国遺跡報告総覧」にアップされています。

 昨日8月20日に速報が出ていた「佐紀古墳群の航空レーザー測量」ですが、今日21日に「全国遺跡報告総覧」に「佐紀古墳群航空レーザ測量調査速報成果資料集」として、アップされています。

 この測量調査自体は、かなり良い資料を提供してくれていますが、このような調査を個人レベルで、おまけに費用をクラウドファンディングで調達して行うって、良いことなのか判断に悩みますね(宮内庁管理下の古墳が対象って意味で)。

 まぁ、今まで行政が主体で行っていたようなことを、クラウドファンディングで広く資金を調達して行うという方向でやっていけば、どこからも文句が出ないので(文句が出るのは大概お金の話で、特定の何かに公金を使うのがどうこういう話が多いので。今回の調査は宮内庁から許可をとってやっているんでしょうし。)、うまく資金が調達できれば、他の調査にも応用できますね。

 博物館の例を考えても、クラウドファンディングという方法で資金を調達して何かをやるという方法は、時代にマッチしているんでしょうね。今後、この資金調達方法が主流になっていくのかなぁ。

2023/08/17

国立博物館は、その国のアイデンティティじゃないの?

 8月12日の朝日新聞社説は、「博物館の苦境 国は当事者意識を持て」というタイトルで、国立科学博物館が、標本や資料を収集・保管する費用にあてるため、クラウドファンディングで寄付を募り、わずか9時間で目標の1億円に達したことを受けての社説です。

 博物館は、「過去を起点に現在や未来の社会のありようを考える」ための資料を集め、次世代へ引き継ぐ非常に重要な役割を持っているわけで、つまりその国が何たるかを語る材料がそろっている施設ということであるのですが、そのような施設が資金不足ってどういうこと?って感じです。

 わずか9時間で目標の1億円に達し、8月11日までに約6億円が集まっているという事実は、まだ一般国民は捨てたものではないということがわかり、ほっとした感がありましたが、逆に国は何をしているのか?という怒りがこみ上げてきます。

 「日本を代表する博物館が光熱費を工面できず、寄付に頼らざるをえないという帰結を政府はいったいどう考えているのか。」、「6割の館で資料購入にあてる費用が全くないとの調査結果もある。収蔵庫が不足し施設は老朽化が進む。学芸員には専門性が求められるのに、非正規雇用も多い。」、「政府は博物館に観光の中心になれと旗を振るが、最低限の活動もままならないのに、なぜそれが可能なのか。」など、社説にもいろいろ書かれていますが、「国が果たすべき役割について真剣に考えてもらいたい。」というのは、まさにその通りです。

 ただ、ある意味このようなものですら、もはや行政に頼る時代ではないのかもしれません。行政に頼らなければ維持できないとなれば、この先も常に存続が危ぶまれる状況が続く可能性があるわけですから、今回クラウドファンディングという新しい資金の調達方法が見いだせて良かったのかもしれません。

2023/08/12

3月に登録有形文化財に答申された沼津市内最古の民家「海瀬家住宅主屋」が、クラウドファンディングをやります。

 8月7日の朝日新聞デジタル静岡版に、「160年超の古民家、修繕に支援募る 25歳当主「後世に残したい」」という記事が出ています。

 沼津市西浦河内にある市内最古の民家「海瀬家住宅主屋」が、大規模修繕を行うためにクラウドファンディングを開始するとのことで、7月23日には一日限定で初めて一般公開されました。

「海瀬家住宅主屋」は3月に登録有形文化財に答申されており(そのことはこのブログでも紹介していますが)、現在準備中なのですが、「建物の傷みが進み、特に約100坪ある大きな屋根は雨漏りするようになった(もともとのかやぶき屋根を、1929年ごろに瓦にふき替えたため急勾配で、瓦がずれて隙間が生じているのが原因らしい)。」とのことで、大規模修繕を行う必要があるとのことです。

 そこで、25歳の若き当主の「家を守っていきたい」という思いが、親戚の方との思いと1つになって、一般社団法人「仲屋」を立ち上げ、22日にクラウドファンディングをスタートするとのことです。修繕費を見積もってもらったところ、約1600万円以上かかるということで、まずは目標は500万円だとのことですが、国立科学博物館のようにはいかなくとも、何とかうまくいって欲しいですね。

2022/09/20

大井川鐵道、大鉄100周年企画でクラウドファンディング挑戦中‼

  大井川鐵道が、蒸気機関車C56形135号機の動態化を目指すクラウドファンディングに挑戦しています。

 2025年で創立100周年となるということで、静態保存の蒸気機関車C56形135号機の動態化を目指して、目標金額は、1 億 円募集期間は11月30日までということです。



 支援は3,000円からできます。かなりいろいろなリターンがありますよ。今日はまだ1日目なのに、250万円を超えています。大鉄ファンはおそらく全国にいらっしゃって、 多くの人がC56形135号機が動くのを見たいという気持ちでしょう。私も同感です。ぜひ多くの方の御協力、よろしくお願いします😄

2022/09/04

「茶神888」を応援したい!クラウドファンディング挑戦中‼

  今日9月4日の中日新聞デジタル静岡版に「新スーツへ茶レンジ ローカルヒーロー「茶神888」CF資金募集」という記事が出ています。

 8月8日午後8時にクラウドファンディングを開始していたとのことですが、25日には目標の200万円を無事到達したのですが、「さらなる後押しが今後の活動を円滑にする」として今月18日まで、CFサイト「キャンプファイヤー」で受け付けが続けられています。

 このような個人によるクラウドファンディングには、私としては協力することはほとんどないのですが、今回「キャンプファイヤー」の「茶神888」のページ(「コロナ中の2年茶畑を魅せ続けたら体がボロボロになったので、リニューアルをしたい!」)を見て、とても応援したくなりましたので、このブログで紹介します。
 何よりも「茶神888」の活動は、静岡県のお茶に限らず、全国のお茶、日本の文化としてのお茶を、より多くの人々に広め、活発にすべく活動しているのです。

 上記リンク先を見て、「茶神888」を応援したいと思われる方は、ぜひご協力ください(なお、当方は「茶神888」及び関係者とは一切関係が無く、お茶文化のために活動している「茶神888」に感動して、勝手に呼びかけているだけです😇)。

2022/09/01

写真集『古都鎌倉へのまなざし』作成のため、ガバメントクラウドファンディング実施中!

  鎌倉市では、8月9日から、鎌倉市中央図書館近代史資料室で収集してきた昭和30年代から50年代の写真で写真集を作成するために、ガバメントクラウドファンディングが実施されています(9月30日まで)。

 今日9月1日時点で、目標金額4,000,000円のうち25.5%、24人が支援しています。

 昭和30年代から50年代は、古き良き昭和の風景が各地に残っていた時期で、その時代の写真は、いまや大変貴重な資料です。しかし、カラーフィルムは退色し、モノクロフィルムは多くがビネガーシンドロームによる劣化が進んでいるような状況は、全国的にも同じような状況だと思います。

 鎌倉市中央図書館近代史資料室には、寄贈された写真のうち、40,000点近くを占める、代表的な3人の写真家による「観光地鎌倉」だけでなく日常生活を写したものが多くあるということで、それらを写真集『古都鎌倉へのまなざし』としてまとめようと、クラウドファインデングが行われているわけです。

 写真集は、2022年度末に出版し、全国流通販売も予定されており、電子書籍化も検討されているとのことです。

2022/06/22

東京大学経済学図書館・経済学部資料室が、「経済学部資料室支援プロジェクト 〜貴重な資料を次世代に〜」を開設!

  東京大学経済学図書館・経済学部資料室が、デジタルアーカイブ化や歴史資料の収集・保管を担う専門職であるアーキビストの教育・育成の基盤構築のためのプロジェクトである、「経済学部資料室支援プロジェクト 〜貴重な資料を次世代に〜」を東京大学基金で開設しました。

  経済学部資料室には、1920年、新渡戸稲造がイギリス滞在中に古書店で購入したアダム・スミスの旧蔵書のうち約300冊からなる有名な「アダム・スミス文庫」があります。デジタル化を含む資料保存には、1ページあたり約100円かかるということで、ワンコインの寄付が「アダム・スミス文庫」の資料の保存・修復・デジタル化につながるということです。

 また、文書管理・保存のプロフェッショナル「アーキビスト」を育成し、その役割をもっと知ってもらい、企業史料協議会をはじめとする各種関連団体と協働し、アーキビスト育成プログラムの確立に貢献していくということです。

 アーキビストに関しては、国立公文書館が令和2年度より開始した「認証アーキビスト」があるのですが、「学芸員や司書は国家資格であるのに対し、アーキビストには資格もありません」としていますから、国立公文書館の資格ではダメだということなのでしょう。個人的に国立公文書館の「認証アーキビスト」にはやや不信感を持っていますので、経済学部資料室のように完全に資格がないとは言いませんが、経済学部資料室の趣旨には同意します。大阪大学や島根大学などでもアーキビストの養成コースが出来てきていますが、ここに東京大学に加わることになるということなわけですが、東京大学で養成を始めれば、たぶん認知度もあがりますし、人気も出ることが期待されます。

2022/06/15

法隆寺ですら、クラウドファンディング⁉

  今日6月15日の朝日新聞デジタルに、「奈良・法隆寺がクラファン「境内整備費支援を」 コロナで拝観者激減」という記事が出ていました。

 普通、寺社などがクラウドファンディングする場合、文化財修繕などを目的とするケースが多いのですが、今回は境内の整備費などの支援を求めるということで、コロナの影響がこんな有名な寺院にも出ているなんて、とても驚いた次第です。

 詳細は、コチラにありますので、興味のある方は、ぜひ見てみてください。

2022/06/02

広島大学原爆放射線医科学研究所が、「被爆者スライド標本データベース」を公開!

  広島大学原爆放射線医科学研究所が公開した「被爆者スライド標本データベース」、原子爆弾で被爆した人々の臓器や組織の標本をデーターベース化したという大変貴重なものです。

 このデータベースは、「被爆者のスライド標本を最新の技術によりデジタル化し、その代表的な画像と医学記録などの解説に、個人情報を除いた性別や年齢、被爆状況などの情報を加えてまとめ、年齢、被爆距離(爆心地からの距離)、被爆場所などから検索および閲覧ができるようにしたもの」であり、その作成には、「被爆者標本のスライドスキャナによるデジタル化およびデータベース作成を目的として実施した、クラウドファンディング「原爆被爆者の記録を後世へ:標本データベース化プロジェクト」で得られた資金を用い」られたとのことですが、このような貴重なものならば、資金を出そうと思う人が多くいたことも納得です。

 このデーターベースのもとである原子爆弾で被爆した人々の臓器や組織の標本は貴重なものですが、逆に二度とこのような標本が作製できるような状況を作ってはいけないものでもあります。そのような意味も含めて、このデーターベースの存在が多くの人に知っていただくことは、とても大切なことだと思います。

2022/05/25

千葉県大網白里市で、小学生向けの教材作成のためのクラウドファンディングを実施中!

  千葉県の大網白里市が、小学生向けの教材作成のため、ふるさと納税の仕組みを活用したクラウドファンディング、「デジタル博物館×小学校教育 考古資料の教材化プロジェクト」を、5月23日から実施しています(8月1日まで)。

 大網白里市と言えば、2018年2月にスタートした「大網白里市デジタル博物館」で、一躍その名をとどろかせた街ですが、今回は、石器や土器などの考古資料の3D資料化に活用するために、ふるさと納税によるクラウドファンディングを実施したそうです。

 寄付金額7,000円以上から返礼品が付きます(ちなみに7,000円は千葉県名産の落花生です。つまみにいいかも😁)。

 小学校教育向けと言っても、3D化された考古資料ならば、中学、高校でも十分に利用できるはずですので、これは実現すれば他の地域の学校でも、かなり利用価値があると思いますので、協力してもいいかも。

2022/05/11

佐野美術館が、「隆泉苑」改修のためのクラウドファンディング実施中!

  三島市の美術館「佐野美術館」が、約2000坪の敷地にある登録有形文化財「隆泉苑」の改修のために、クラウドファンディングで資金を集めています。

 「隆泉苑」は、昭和初期に佐野美術館創立者・佐野隆一が両親の隠居所としてつくった四季折々の表情が楽しめる回遊式庭園と邸宅(建物)で、建物は、書院の間、数寄屋の間、応接の間を備え、表門とともに1997年に国の登録有形文化財となりました。

 屋根の瓦と下地の劣化により、近年雨漏りが発生し、天井や壁に被害がでているとのことで、修繕に必要な資金をクラウドファンディングで集めているというわけです。

 募集期間は、昨日5月10日から6月30日まで、支援方法は、

① インターネットからの支援(READYFOR 本プロジェクトサイト
② 申込書 からの支援 (PDFファイル

の2通りとなっています。