続・人間老いやすく、学成りがたし: 4月 2022

2022/04/30

「伊豆急トレインカードラリー」開催!!

  4月29日から、伊豆急行線開業60周年記念として「伊豆急トレインカードラリー」が開催されています(7月15日まで)。

 伊豆急行を走る電車の写真があしらわれた「伊豆急トレインカード」は4種類で、通常のトレインカードは3種類、伊豆熱川駅、河津駅、下田ロープウェイ新下田駅のそれぞれきっぷ売り場で、光によってキラキラ輝く加工が施された特別なカードであるスペシャルトレインカードは、豆州やまきち伊豆高原店(伊豆高原駅内)で500円(税込)以上の買い物をすると入手できます。

 個人的には、下田ロープウェイ新下田駅のキンメ電車のトレインカードがいいなぁと思いますが、今日4月30日からは、伊豆急3000系「アロハ電車」も、普通電車として運行を開始するとのことで、「3000系アロハ電車デビュー記念乗車券」が発売されます。1,000 部限定なのですが、これもいいなぁ😆

2022/04/29

きかんしゃトビー号、8/19に井川線にデビュー!

  大井川鐵道井川線に、8月19日(金)から「きかんしゃトビー号」が登場します。

 トビー号の乗降は千頭駅のみとなり、乗車は千頭⇒奥泉⇒千頭の往復乗のみとのことですが、列車編成はトビー号+客車5両の編成で運転し、1列車あたりの定員は150名を予定、1日3便で、時間は以下の通りです。

トビー1号:千頭 09:50発⇒奥泉 10:20着 《折り返し》 10:35発⇒千頭 11:05着

トビー2号:千頭 11:22発⇒奥泉 11:52着 《折り返し》 12:10発⇒千頭 12:40着

トビー3号:千頭 14:15発⇒奥泉 14:45着 《折り返し》 15:00発⇒千頭 15:30着

 きかんしゃトビー号に乗車するツアーも、



など、大鉄観光サービスが企画・主催し、5月10日の10:00から予約受付を予定しているとのことです。
 ツアーは、人気が出そうですね。早めに予約をした方がいいかもしれません。

2022/04/28

福岡市総合図書館が、「古文書資料収蔵品データベース」を公開しました。

  福岡市総合図書館が、「古文書資料収蔵品データベース」を公開しました。

 福岡市総合図書館は、図書資料だけではなく、古文書や公文書も収蔵されていて、図書館と公文書館が一緒になったような施設になっています。

 今回、「古文書資料収蔵品データベース」で公開されたのは、①伊丹資料、②目録19~25掲載資料、③益冨資料の一部です。これらの資料については、詳細な解説・解題が用意されています。

 データーベースのトップページはとてもシンプルで、キーワードや資料名、年代などを入力する窓がいくつか並んでいるだけなので、見たい資料が絞られていないと検索できません。上記の解説・解題に目を通してから利用することをオススメします。

 目録1号から18号、26号のデータも、今後順次公開されるとのことです。

2022/04/27

京都大学貴重資料デジタルアーカイブで、『鎌倉年代記』裏面を公開!

  京都大学貴重資料デジタルアーカイブで、『鎌倉年代記』の裏面が公開されました。

 鎌倉時代の年表形式の歴史書である『鎌倉年代記』は、壬生家の旧蔵書で、現在は京都大学附属図書館が所蔵しています。表面はすでに公開されていて、縦一列を一年分とし、主要人物の補任・略歴がまとめられています。裏面は、表面に対応する年の出来事が記されており、他の史料にはない記録が多数含まれているので、どちらかといえば、裏面のほうがおもしろい気がしますから、今回、裏面までも電子化し、公開してくれたことは、大変ありがたいことです。

 『鎌倉年代記』以外にも、裏面にも情報が書かれている資料はほかにもあると思いますので、京都大学に限らず、ほかの組織でも裏面に注目してくれるといいなぁ😊

2022/04/26

『デジタル技術を活用した「幻の安土城」見える化基本計画』の完成!

  4月12日の京都新聞デジタルに、「信長の安土城、ARで6ゾーン「復元」 滋賀県、天守など26年度公開へ」という記事が出ていました(少し遅い情報ですみません😅)ので、滋賀県のホームページを確認しましたら、4月5日づけで「「幻の安土城」復元プロジェクト・デジタル技術でよみがえる「幻の安土城」~『デジタル技術を活用した「幻の安土城」見える化基本計画』の完成」というお知らせがありました(年度初めでバタバタしたタイミングでしたので、すっかり見落としていました)。

 2026年が安土城築城450年ということで、デジタル技術を活用した「幻の安土城」の復元を目指すという計画です。天正4年(1576年)に築城され、天正10年の本能寺の変のあと、天主を中心とした主郭部が焼失し、天正13年に八幡山城築城に伴い廃城となったため、安土城について記した資料がほとんどなく、その姿は謎に満ちているので、それをARなどで復元されて見ることができるようになるということは、大変おもしろいことです。

 また、滋賀県と彦根市が、「彦根城の世界遺産登録をめざし、協議会を設置し、機運醸成事業を実施」し、「滋賀県立安土城考古博物館において、展示等による情報発信を始めました」ということで「安土城考古博物館で彦根城の世界遺産登録に向けたPR開始!!」というお知らせが、4月21日づけで出ていましたので、ついでに紹介しておきます。

2022/04/25

全国工場夜景カード、第3弾!

  静岡県富士市も加盟している「全国工場夜景都市協議会」から、全国工場夜景カードの第3弾が出ました。

 協議会には富士市をはじめ12都市が加盟しており、それぞれが自慢の工場夜景のカードを出しています。ラインナップはこちらにあるとおりです。富士市のは、岳南原田駅の写真です。配布場所などはこちらです(それぞれのカードは現地に行かないともらえませんので、ご注意ください)。富士市の場合は、「交流観光課窓口にて、ご自身が撮影された工場夜景写真をスタッフに提示していただき、その場で簡単なアンケートにお答えいただくと贈呈」ということになっています。

2022/04/24

幻の「江川酒」復活のかげには、江川文庫学芸員の力あり!

  4月21日の静岡朝日テレビLOOKに、「信長、秀吉、家康も愛飲…鎌倉時代から続く幻の銘酒「江川酒」 製法記した古文書見つかり320年ぶりに再現」という話題が紹介されています(4月22日づけ朝日新聞デジタル静岡版にも「織田信長も飲んだ?幻の日本酒が復活 レシピ探し出した学芸員の熱意」という、同じ話題の記事がありますが、こちらは有料会員記事なので、LOOKの方で確認しました)。

 製造方法は、おととし江川文庫の資料から見つかっており、それをもとに途絶えていた「江川酒」が再現されたということですが、その資料を見つけたのが、江川文庫学芸員の橋本先生です。橋本先生には、私が若いころにお世話になりましたので、今でも江川文庫を中心に伊豆の歴史に関してたびたび新聞やテレビなどで拝見していますが、今回の件もさすがだなぁと思います。

 資料そのものは10年前に見つかっていたとのことですが、その際の整理の過程では十分に内容を確認する時間もなかったことから気が付かなかったとのことですが、コロナで資料を読み込む時間ができたことで、「江川酒」の製造方法が書かれた資料だということが分かったということです。確かに、資料整理では中身をじっくり読む時間は取れないことが普通ですので、改めて見直すと大事な資料だったということは大いにあり得ることですが、そうはいってもまだ他にもたくさんの資料があるなかで、普通ならば一度整理した資料を改めて読み込むよりは、先に整理作業をやってどんどん片付けようと思いそうなところですが、やはり橋本先生は違いますね。その姿勢に改めて学ばせていただきました。

2022/04/23

「バーチャルOKINAWA」で、まもなく世界遺産「首里城」エリアが公開されます。

 4月22日づけ琉球新報DIGITALに、「スマホで首里城をバーチャル散歩 花火やガイドツアーも 26日に公開」という記事が出ています。

 「バーチャルOKINAWA」で、26日に「首里城エリア」が公開され、それに合わせて、スマホからも簡単にログインできる簡易体験版に対応する予定とのことです。「火災で焼失した正殿など建造物の復元だけでなく、首里城の歴史や沖縄の文化を学ぶことができたり、三線が奏でる琉球古典音楽を聞きながら散策を楽しめたり」するものになるとのことなので、学校の授業でも使えるかなと思ったりしています。

 26日ですから、公開までもうすぐですね。


2022/04/22

「二俣城」、「鳥羽山城」の、天竜杉の御城印が配布されます。

 中日新聞デジタル静岡版に、「天竜杉の御城印完成 浜松・天竜「二俣城」「鳥羽山城」」という記事が出ています。

 今日22日から、それぞれ600枚が、観光客向けに地元商店などで無料配布されるとのことです。

 「二俣城跡」、「鳥羽山城跡」は、浜松市天竜区二俣町二俣に所在する戦国時代の山城で、平成30年2月13日に国指定史跡になっています。

 浜松市のホームページによると、「両城にみられる顕著な特徴は、中世的な土づくりの山城に、近世的な石垣が導入された初期の姿が良好に保存されていることといえます。二俣城には、深い堀や天守が備えられるなど要塞化が進められたことに対して、鳥羽山城には開放的な大手道や庭園が構築されるなど迎賓館的な性格が強められています。両城は、機能の違いが顕在化した「別城一郭」といわれる戦国時代の城郭の姿を具体的に伝えるものとして、高い価値が認められ」たとあります。

 どちらもきれいに整備されていますので、行きやすいと思います。御城印目当ての方は、早目に行かれた方が良いかもしれません。

2022/04/21

日本図書館協会資料保存委員会が、『資料保存に関するQ&A』を公開

 日本図書館協会(JLA)資料保存委員会が、『資料保存に関するQ&A』を公開しています。

 業務の中で日頃感じている疑問を Q&A 方式にまとめたものだということなのですが、案外基本的なことでも分からないことがありますので、このようなものが出されるのは大変ありがたいです。

 目次を以下に掲載しておきますので、ぜひ参考にしてください。

資料の取り扱い(紙資料) P.3~5
 Q, 1 本を傷めない取扱い方法は?
 Q, 2 上製本の背はどうして壊れやすい?
 Q, 3 いつの間にか大型本が破損していた!?
 Q, 4 薄い冊子や一枚ものの取扱いは?
 Q, 5 バラの和本は縦置きしても大丈夫?
 Q, 6 古い革装本を出納したら,職員も利用者もどこもかしこも赤茶色の粉だらけに!!
 Q, 7 利用者に,糊付き付箋は本によくないのかと聞かれました。
 Q, 8 傷みそうな場所には最初からテープを貼っておけば,破損を予防できますね?
 Q, 9 何か,簡単で有効な破損の予防方法はありませんか?

資料の取り扱い(視聴覚資料) P.5~9
 Q, 1 DVD がケースから外しにくい。利用者が無理に外そうとして,DVD の中心の穴(センターホール)を傷めてしまう。
 Q, 2 CD や DVD を再生しようとしたらできなかった。表面をみると汚れている。クリーニングの際の注意点はあるか。また,保管方法は?
 Q, 3 CD-ROM を閲覧室のカウンターに出しっぱなしにしておいてある。保存上,問題はないか?
 Q, 4 16mmフィルムが出てきた。どのように保管したらよいのか。注意点は?
 Q, 5 古い映画フィルム,録音テープ,ビデオテープが見つかった/持ち込まれたが,再生する場合の注意は? 再生機器がない場合はどうすればいい?
 Q, 6 マイクロフィルムから酸っぱい臭いがしている。どうしたらよいか。
 Q, 7 資料をデジタル化した。資料は捨ててもよいか?
 Q, 8 デジタル化したデータについては今後何かする必要があるか?

環境管理と水害 P.9~11
 Q, 1 窓の近くに置いてあった資料が褪色していたのはなぜですか?
 Q, 2 長い間,ガラスの展示ケース内に展示していた資料が褪色していました。直射日光にはあたっていない場所なのになぜですか?
 Q, 3 書庫の資料にカビが生えていました。以前も同じ場所でカビが発生し,資料の消毒をして書架に戻したのにどうしてまた発生したのでしょうか?
 Q, 4 書庫ではない施設に資料を一時保管することになりました。環境が変わるとカビが発生することがあると聞きますが,どんな対策が必要でしょうか?
 Q, 5 カビが生えた資料を処置する際に「HEPA フィルター付き」の掃除機や空気清浄機が必要と聞きました。なぜですか?
 Q, 6 書架の天板上にカビのようなもの広がっているのはなぜですか。
 Q, 7 資料にシミのようなものがありました。カビが活性化しているか見分ける方法はありますか?
 Q, 8 雨漏りで資料が数十冊濡れてしまいました。どう対処したらよいのでしょうか?
 Q, 9 雨の日に濡れた本が返却されました。このまま置いておいてよいしょうか?

修理について P.11~16
 Q, 1 資料によって,修復の度合い,方法が変わってくるのではないでしょうか?
 Q, 2 本についた染みを取りたい。どのようにしたらよいでしょうか。
 Q, 3 返却資料の臭いを除去するには?
 Q, 4 ハードカバーの背の上が破れやすい。どういう修理がよいでしょうか?
 Q, 5 綴じ糸の切れた本の修理方法は?
 Q, 6 新着展示で面出ししていたら,本が変形してしまいました。元に戻せるでしょうか。

修理の材料 P.16~18
 Q, 1 どのような紙を使って補修したらよいか。
 Q, 2 補修に,補修用のテープを使ってはいけないのか。
 Q, 3 表紙にかけているコーティングフィルムが劣化してきた。どうしたらよいか。
 Q, 4 ページが縦(目の方向)に破れている場合,補修する和紙は縦目,横目,どちらの目で使用するのがよいか?
 Q, 5 グラシン紙の保存性について。
 Q, 6 保存容器などに使用する紙はどのような紙がよいか。
 Q, 7 補修に使う糊はどのような糊がよいか。
 Q, 8 修理に使う糊は何日ぐらいでカビる?
資料保存をすすめるための参考資料やサイトの紹介 P.19~22 


2022/04/20

毎日新聞社が、明治初期の多色刷り版画「錦絵新聞」を、「毎日フォトバンク」で公開!

  毎日新聞社が、同社で所蔵する明治初期の多色刷り版画「錦絵新聞」を、「毎日フォトバンク」で公開しはじめました。

 錦絵新聞は、「1874年後半から77年ごろにかけて発行された多色刷りの浮世絵で、人々の関心の高い殺人事件や情痴、珍聞・奇話などの新聞記事をもとに浮世絵師が絵を描き、簡単な解説文を添えた一枚刷りで、毎日新聞の前身「東京日日新聞」の創刊者の一人だった浮世絵師・落合芳幾が手がけたものが始まり」と言われ、「ビジュアルで分かりやすく、かな文字が読めるか読めないかという人でも楽しめたため、知識人向けで漢文調の文章でつづられていた「東京日日新聞」本紙よりよく売れた」と言われています。

 今回の公開分は、「大正から昭和初期にかけて記者として活躍し、後に近衛文麿の特別秘書も務めたOBの新屋茂樹氏(1886~1946年)が収集し、遺族が毎日新聞社に寄贈したコレクション「新屋文庫」の、およそ700点ある錦絵・錦絵新聞のうち、東京日日新聞をもとにした錦絵新聞224点のデジタルデータ」です。

 写真利用料金はかなりお高いですが、ネット上で見るだけなら問題ないので、個人ではそういう楽しみ方をするしかないですね。

2022/04/19

文部科学省が、「新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について」最終報告を公開しています。

  文部科学省が、「新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について」最終報告を公開しています。

 ざっと、一読してみて思ったことは、かなり高いところに理想を掲げているなぁということです。もちろん、目標は高い方が良いこともありますが、あまり高すぎても実現できなければ意味がないのではないかと思うのですが、今回の最終報告の内容は、果たして実現できるのか、かなり疑問に感じます。

 1人1台端末環境が全面に押し出されていますが、その端末を活かした授業ができる教員は、それほど多くなく、そもそも教員自身がパソコン等にそれほど詳しくないという状況が現状だと思うのですが、この状況はあと数年経ってもそれほど変わらないのではないかと思うのです。4月ですから、学校ではやたらと紙文書が飛び交っていると思いますが、それらの紙文書、デジタルになりませんかってことが多いのではないでしょうか。もちろん、学校から家庭への文書がデジタルになると、それに対応できない家庭がある可能性もありますから、デジタルが100%になると困るケースもあるかと思いますが、それでもそうことすら改善できていないなかで最終報告を読んでも、どこの話だろうって感じがしてしまいます。それくらい理想と現実にギャップがあるのが現状だと思うのですが…。

2022/04/18

国立国会図書館で、電子展示「本の万華鏡」の第31回「成人の儀式―古代から近世まで―」が公開。

  国立国会図書館で、ミニ電子展示「本の万華鏡」の第31回として、「成人の儀式―古代から近世まで―」が公開されています。

 民法改正によって、令和4(2022)年4月1日から成年年齢が20歳から18歳へ引き下げられたのにこじつけて😅、通過儀礼である昔の成人儀礼について、公家、武家、庶民の別で紹介しています。コラムには七五三について、まとめられています。

 国立国会図書館の展示なので、参考文献は充実しています。

2022/04/17

朝日放送グループホールディングス株式会社が、「EXPO’70映像アーカイブ~6000万人が見た未来~」を公開!

  朝日放送グループホールディングス株式会社が、アーカイブサイト「EXPO’70映像アーカイブ~6000万人が見た未来~」を公開しています。

 「2025年大阪・関西万博開催まで2022年4月現在で3年を切り」、「2025年大阪・関西万博への気運醸成に繋げたい」ということで公開されたようですが、「ABCテレビには約1200件ものEXPO'70映像が保管されて」いて、「半世紀前の映像をなるべく画質を落とさず公開」したとのことです。

 万博公園内の地図上に表示されたマークをクリックすると、映像が見れるようになっているのですが、マークをクリックしないと何の映像なのかが分からないのは、少し不便です。映像一覧もあるのですが、個人的にはそちらの方が検索しやすいと思います。見たい映像がはっきりしていれば、動画の絞り込みを利用すると良いと思います。

 ほとんどの映像が1分以内のものなので(一部長い映像もありますが)、それほど時間がかからずにいろいろと見ることができます。

2022/04/16

徳島大学附属図書館が、貴重資料高精細アーカイブで、古地図データ98点を追加公開!

  徳島大学附属図書館が、貴重資料高精細アーカイブに、古地図データ98点を追加公開しました。

 徳島大学附属図書館では、徳島藩主蜂須賀家旧蔵の資料を中心に200 点を越える古地図類(近世古地図・絵図コレクション)を所蔵していて、平成11年度から貴重資料高精細アーカイブとして公開しているとのことです。

 資料は、「伊能図」、「徳島」、「日本図」、「世界図」に分類されています。「伊能図」は中図や大図など14枚あり、「徳島」は国絵図や城下絵図、郡図、村図などです。

 200点を超える古地図を所蔵しているとのことですから、今後もまだ追加で公開される古地図があるわけですから、積極的に公開していってくれるとうれしいですね。

2022/04/15

文化庁が、「著作権契約書作成支援システム」を公開。

  文化庁が、新たに「著作権契約書作成支援システム」を構築し、ウェブサイトでの公開を始めました。

 「昨今のデジタル化・ネットワーク化の進展に伴い、著作物の利用形態も多様化しており、従来は一次利用のみと考えられていた講演や実演についても、ホームページでの提供や電子媒体での配布のように二次利用で用いられる場面が増えてきて」いるにもかかわらず、「一般の方々の間で行われる著作権等に関する契約については、依然として口頭による契約が多く、その後の多様な著作物等の利用に際してトラブルが発生する場合も見られ」ることから、「いくつかの利用場面について、著作権等に関する一般的な契約書式のひな型を調査・研究し」て、今回の公開となったとのことです。

 具体的には、契約書の作成として

講演・パネルディスカッション・座談会
演奏会、上演会などにおける実演
原稿の執筆
イラストの作成(ポスター・パンフレットなどの作成)
ビデオ(会社のイメージ映像、社員研修用映像等)の作成
写真の撮影
音楽の作成
舞踏、無言劇の作成
既存の原稿(エッセイ、詩、小説など)やイラスト、写真、自作の楽曲・映画、舞踏(ダンス)・無言劇などの利用許諾

募集要項の作成として、

主催者が利用するイラストなどの公募
展覧会、発表会、コンクールなどの作品募集

の利用場面を想定したひな形が用意されています。

 「システムが提供するのはあくまでも契約書案」だとされていますが、ひな形があるのとないのとでは、進み方がまったく違いますから、このようなものが公開されたことは、とてもありがたいことです。

2022/04/14

金沢文庫文書データベース(テスト版)がリニューアル!

  神奈川県立金沢文庫の、金沢文庫文書データベース(テスト版)がリニューアルされました。



  国宝 金沢文庫文書4,149通のうち、1,024点がデジタルアーカイブ化されています。

 それぞれの文書は筆耕されていますので、その筆耕文を見ながら高精細画像で文書を読んでいくことができます。古文書の勉強もできて、大変良いです。今後も残りの文書がデジタル化されていくのですから、素晴らしいです。

2022/04/13

京都大学貴重資料デジタルアーカイブで、『奇兵隊日記』付属絵図49点や『蝦夷地一件』『蝦夷廟議』が公開。

  京都大学図書館機構が、京都大学貴重資料デジタルアーカイブで、『奇兵隊日記』付属絵図49点『蝦夷地一件』『蝦夷廟議』などを公開しました。

 『奇兵隊日記』は、幕末に高杉晋作によって創設された奇兵隊の活動記録で、附属図書館では原本を所蔵しています。冊子体の記録27冊と付属の絵図49点で構成されていて、冊子体はすでに京都大学貴重資料デジタルアーカイブで公開されており、今回の絵図の公開で、全点公開が実現したわけです。

 『蝦夷地一件』は、天明4年(1784)から寛政2年(1790)までの、江戸幕府における蝦夷地問題をめぐる公文書の集成、『蝦夷廟議』は、寛政4年(1792)にロシア最初の遣日使節ラクスマンが来航した際の公文書の集成です。ロシアのウクライナ侵攻という、この歴史的事件のタイミングで、これらの資料が公開されたことは大変意義深いと言えるでしょう。

2022/04/12

埼玉県が、新しいタイプの図書館検討有識者会議「議論のまとめ」を公開。

  将来を見据えて時代の要請に応じた埼玉県立図書館の在り方や機能を検討する、「新しいタイプの図書館検討有識者会議」による5回にわたる議論を取りまとめたものですが、内容は、「図書館を取り巻く社会の動向」、「県立図書館の現状と課題」、「新しいタイプの県立図書館の基本的な考え方」、「新たな機能と具体的なサービス」、「新たなサービスの実現に必要な人材や施設」等ですので、埼玉県に限らず、どこの県立図書館にも当てはまる内容だと思います。

 特に「これからの時代の県立図書館のミッションとして「県民とともに社会をつくる」」というテーマは、図書館だけでなく、県立の施設すべてに言えることでしょう。

 「新しいタイプの図書館検討有識者会議「議論のまとめ(参考資料)」」も掲載されていますので、二つとも、他の都道府県でも良い参考となると思います。

2022/04/11

パンフレット「心と考える力を育むために―学校図書館の出番です―」が公開されました。

  公益財団法人文字・活字文化推進機構から、パンフレット「心と考える力を育むために―学校図書館の出番です―」が公開されました。

 第6次「学校図書館図書整備等5か年計画」(2022年度から2026年度)の策定に伴い作成されたパンフレットで、「子どもたちの主体的な学びを支えるためには、学校図書館の充実が欠かせません。このパンフレットでは、「なぜ、学校図書館が重要なのか」「予算化のためには何をすればよいか」等をご紹介しています。」ということなのですが、このパンフレットにもあるように、いろいろな点で地域格差が発生していて、学校図書館の現状も、まさにそうなのだと思います。そのようなこと自体があまり気にされていないのが現状ですので、啓蒙のためにはこのようなパンフレットが、自治体や学校関係者だけではなく、広く国民全体に行きわたり、未来に向けた意識を作り出していけるようになることが理想ですね。

 このパンフレットに書かれていることで若干気になったのは新聞の話です。

 「新聞閲読で学ぶ力が身につきます。」、「複数の新聞を読むことが大切です。」とあるのですが、確かに学校で新聞が取り入れられて、教育に利用されるようになっていることは間違いないのですが、ある程度NIEについてきちんと学んだ先生が指導しているかといえば、案外そうでもなかったりすると思います。多いのは国語の先生が文章指導の延長で新聞を使った学習の指導するという状況のではないかと思うのですが、それも悪くはないですが、「情報活用能力や情報リテラシーが育まれ、さらに主権者教育の充実や読解力向上」を期待するのでしたら、やはりNIEについての知識を持った先生が指導しないと、そこまでたどり着けないのではないかと思います。NIEは、ただ新聞を読んで、内容を要約するとか、感想をまとめるだけではなく、そこに「調べ学習」が入り、考察が入ることで、より「深い学び」を実現するものです。その意味で、現状は時間的にも多くがそこまでできていないような気がします。現状の学校教育でそのような状況にまでいくことができるのは、ほんのわずかな学校や児童生徒だけではないかと思っています。でも現実にそのような「深い学び」を実践していくことが求められているわけで、理想を高く持つことは悪いことではありませんが、 そこのギャップを何とか埋める算段をしないと、学校図書館が「学習センター」  「情報センター」「読書センター」になっても利用できないですし、それ以前に学校図書館がそこまでなることを必要としないのが現状なのではないでしょうか。

2022/04/10

「町田デジタルミュージアム」が公開されました。

  東京都町田市で、「町田デジタルミュージアム」が公開されました。

 町田市といっても、東京多摩地区になじみのない方は、「町田ってドコって?」って思われるでしょうが、町田市のホームページ(まちだってこんなまち)によると、「東京都の最南端(島しょ部を除く)に位置する町田市は、人口43万人。都内では東京23区、八王子市に次いで3番目に人口が多く」、「東京都から半島状に飛びだしていて、神奈川県にぐるりと囲まれているという特殊な立地」、「小田急線の快速急行を使えば、新宿、渋谷方面には約30分、JR横浜線で横浜も約30分」ということです。



 個人的に、学生時代、大学がこの周辺にあり、ゼミの先輩が町田市の資料館の学芸員だったり、日本で初めて発見された敷石住居跡が見られる国指定史跡高ヶ坂石器時代遺跡や、三輪・能ヶ谷地域には100基以上の横穴墓があったり、もちろん町田駅周辺はかなりにぎわっていますので、そこそこ訪れたことがある地域だったので、ということで紹介することにした次第です。

 町田デジタルミュージアムでは、考古資料、民俗資料、歴史資料に分類されていて、まだそれほど多くの資料があがっているとは言えませんが、国指定需要文化財の旧永井家住宅や東京都指定有形文化財の旧荻野家住宅などは3Dパノラマで見ることができます。

2022/04/09

金沢市公文書館が、令和4年4月17日に開館予定です。

 石川県金沢市に公文書館ができます。

 金沢城にほど近い玉川公園に、新設される金沢市立中央小学校、玉川こども図書館と併設される形で、金沢市公文書館が建設されました。この玉川公園には、郷土に関する資料を中心に収集・保存する「保存館」としての役割も担っている金沢市立玉川図書館や、前田氏・前田育徳会などから寄贈を受けた10万点あまりの近世史料(「加越能文庫」など)の保存、修復を行う近世史料館もある一大文化ゾーンですが、ここに新たに公文書館が加わることで、最強の歴史資料地帯になるわけです(そんななかに小学校が置かれるというのも珍しい感じがしますが、歴史資料の英才教育の学校になるのでしょうか😁)。

 石川県や金沢市はいままでこのような動きがほとんどなかったのですが、ここ数年でいっきに公文書館の設立にまで持ってきました。この勢いを持続して、歴史公文書の公開も進めていってくれるといいなぁと思います。

2022/04/08

岳南電車の「Gakutetsu Sweets」は、「ワンハンドで食べられる駅スイーツ」がコンセプトです!

  岳南電車では、オリジナルスイーツとして富士市吉原にある老舗和洋菓子店「和洋菓子はせがわ」さんとコラボし、季節ごとに様々なスイーツを発売していますが、「ワンハンドで食べられる駅スイーツ」をコンセプトに、「Gakutetsu Sweets」としてブランド化し、通年販売することが決定しました。

 また、春限定の岳鉄スイーツは、さくらがほのかに香る「さくら満開まんじゅう」と、今が旬の春の果物を使用した「いちごの焼きドーナツ」です。「さくら満開まんじゅう」は1個税込み200円、発売期間は4月1日(金)~4月末日(予定)、「いちごの焼きドーナツ」は、一緒に大納言小豆入りの「抹茶」と、ミルク風味の「プレーン」もあり、各税込み200円、こちらの発売は5月末日までの予定です。

 焼きドーナツは若い子向きって感じがしますが、さくら満開まんじゅうはオジサンでもいけそうです😋

2022/04/07

天浜線で、㈱長坂養蜂場 ラッピング列車「ぶんぶん号」が運行開始!

  天竜浜名湖鉄道で、4月1日(金)から株式会社長坂養蜂場のキャラクター「ぶんぶん」と「るんるん」をデザインしたラッピング列車「ぶんぶん号」の運行が開始されています。

 また、同日より副駅名(愛称名)のネーミングライツ・スポンサー契約を締結し、奥浜名湖駅の副駅名が「ぶんぶんに出会えるまち」とされました。

 上記リンク先の写真を見ていただければわかりますが、ハチのキャラクターがかなりかわいらしく、列車の内装には、ミツバチを通して自然や食の大切さを学べるミツバチのクイズやデザインがあしらわれていて、子どもはもちろん大人も楽しめるものになっていると思います。

 また4月2日から発売されている「ぶんぶん号」天浜線1日フリーきっぷも、かわいくて良いです!

2022/04/06

静岡県立美術館が「静岡県立美術館デジタルアーカイブ」を公開しています。

  静岡県立美術館が「静岡県立美術館デジタルアーカイブ」を公開しています。

 地元ネタなのに、また見逃していました😅

 静岡県立美術館の目玉は「ロダン館」で、そこには有名な「地獄の門」があるのですが、その「地獄の門」をVRで見ることができます。VRの反応はかなり早くてグリグリ動かせますし、何故か門の後ろの壁の裏まで見れます。

 また、池大雅の「蘭亭曲水・龍山勝会図屏風」や、伊藤若冲による枡目描きの「樹花鳥獣図屏風」の高精細画像なども見ることができます。

 美術作品は現物でないと……と思っていましたが、個人的にこのレベルならデジタルでも良いのではないかと思います。県美、やるなぁ!!

2022/04/05

「明治新聞雑誌文庫所蔵新聞号外コレクション」が公開されました。

  東京大学大学院法学政治学研究科附属近代日本法政史料センターが、「明治新聞雑誌文庫所蔵新聞号外コレクション」を公開しました。

 明治新聞雑誌文庫で所蔵する、明治期~昭和戦前期の主に一枚物の新聞号外として整理された資料で、各新聞社が競って号外を発行した日露戦争期のものを中心に、宮武外骨が蒐集した明治初期発行のものや、日清戦争、明治天皇崩御、関東大震災の際に発行されたものも含まれているとのことです。

 新聞号外は1枚ものですし、情報の即時性という観点が重要視されるものなので、情報が確認できれば良いため、保存という観点ではあまり意識されないことが多く、現在でも号外は読み捨てられることが多いものなのですが、「大きな事件に対して当時の人々が受け取った衝撃、その「瞬間」を感じられるツール」としては重要なものですので、「明治新聞雑誌文庫所蔵新聞号外コレクション」は、かなり重要な資料です。それを閲覧したい年月日をカレンダー検索ページで検索できたり、号外の記事タイトルが入力されているため、全文検索ではないもののキーワードで事項、事件の検索が可能となっています。非常に有意義なコレクションをオンラインで見ることができるようになったことは大変素晴らしいことです。

2022/04/04

「上智大学デジタルアーカイブ」に「ソフィア・アーカイブズデータベース」が追加されました。

  「上智大学デジタルアーカイブ」に「ソフィア・アーカイブズデータベース」が追加されています。

 このデータベースは、上智学院ソフィア・アーカイブズで収集・保管している「非現用法人文書」、「歴史資料」、「学院が記録として残した文書、写真、映像、音声」、「寄贈資料」が収集されています。現在は1908年から1945年の大学関係の写真(約140点)が公開されていて、

・学院と時代
・所在地域の歴史
・日本キリスト教史
・学院の活動
・学生生活
・人物
・刊行物
・学院への支援・協賛等

に分類されています。文書や映像・音声資料も順次公開予定とのことですので、今後、資料が充実していくことでしょう。

2022/04/03

「出世のまち 浜松 徳川家康公特設サイト 」がオープンしました。

  2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」を契機に、「家康公ゆかりの地 浜松」をPRするために、「出世のまち 浜松 徳川家康公特設サイト 」がオープンしています。

出世の町 浜松
家康公「伝」
家康公ゆかりの「地」、家康公ゆかりの「食」
特集記事 高札場

に分類されていて、特集記事 高札場には現在、歴史学者磯田道史氏による「浜松城跡の発掘調査」、城郭考古学者千田嘉博氏による「浜松城の特徴」、德川宗家19代目德川家広氏による「徳川家康公と浜松」があります。

 また、「かわら版」と称して、新着情報が出ています。ドラマの放送までは時間がありますが、今から気合十分な感じなので、今後もここにいろいろな情報が掲載されていくことでしょう。興味がある方は、定期的にチェックされると良いと思います。

2022/04/02

国立国会図書館国際子ども図書館が、「VRで探検!国際子ども図書館レンガ棟」を公開。

 東京上野公園にある国立国会図書館国際子ども図書館が、「VRで探検!国際子ども図書館レンガ棟」を公開しました。

 国立国会図書館国際子ども図書館は、帝国図書館として1906(明治39)年3月に落成したもので、戦後は国立国会図書館支部上野図書館として使用され、全面的に改修された後、2000(平成12)年に国立国会図書館国際子ども図書館となったものです。

 レンガ棟は明治期を代表するルネッサンス様式の洋風建築のひとつで、前景は、緩いアーチの大きな開口部(窓)が特徴で、外壁は明灰色の白丁場石(安山岩の一種)とベージュ色のフランス積みで積まれた化粧煉瓦(ゴマ掛け煉瓦)です。

 内装も、天井に漆喰装飾(鏝絵)があったり、寄木細工の床板が使われていたり、漆喰化粧柱だったり、1階から3階までの吹き抜けの階段にあるシャンデリア、ケヤキの扉、細かなデザインの階段手すりなども大変素晴らしいです。

 VRなので、このような建物の素晴らしさがかなりよくわかります。本当は直接見た方が、その素晴らしさがよりわかりますが、遠方だったりする場合では、このような方法でも、見ることができるのは良いことだと思います。

2022/04/01

「琉大生のための情報リテラシーガイドブック2022」、高校生にもすすめたい!

  琉球大学附属図書館が「琉大生のための情報リテラシーガイドブック2022」を刊行し、ウェブサイトで全文を公開しています。

 目次は以下のとおりです。

0. はじめに
1. レポートを書くために -人文科学・社会科学分野から-
2. 資料・情報の収集 -琉大の図書館を使う-
[コラム] 英語多読・多聴のすすめ
3. レポートを書くときの注意点 -著作権と引用-
4. 情報の収集・発信にあたって -琉大の情報基盤を使う-
[コラム] 研究倫理はなぜ大切?

[先輩からのアドバイス]
・ 学業へのモチベーション増加の方法!
・ 時間割の組み方
・ 先行研究の大切さ
・ 新聞(地元紙)を読もう!
・ 論文や文献を読むときに意識していること
・ 博物館学芸員資格取得のすすめ
・ 留学生へ大学生活のアドバイス
・ 深く追求することは広く追求することの逆を指さないという話

 琉球大学の学生向けということなので、琉球大学附属図書館に関する話もありますが、基本的には情報リテラシーの基礎的な内容やレポートの考え方、書き方などなので、高校生にも使えるのではないかと思いますし、逆に高校時代にこのようなことをやっておくことは、新しい学習指導要領のことを考えると、必要なのではないかと思ったりします。

 また福島県立原町高等学校が、図書館広報物として「新書のきほん」を発行していますが、こちらを合わせて利用したいですね。まぁ、リテラシーガイドブックはややレベルが高いので、こちらの「新書のきほん」をメインとして、リテラシーガイドブックから利用できるところを拾って使うというのが、現実的かもしれませんが。