続・人間老いやすく、学成りがたし: 東京大学経済学図書館・経済学部資料室が、「経済学部資料室支援プロジェクト 〜貴重な資料を次世代に〜」を開設!

2022/06/22

東京大学経済学図書館・経済学部資料室が、「経済学部資料室支援プロジェクト 〜貴重な資料を次世代に〜」を開設!

  東京大学経済学図書館・経済学部資料室が、デジタルアーカイブ化や歴史資料の収集・保管を担う専門職であるアーキビストの教育・育成の基盤構築のためのプロジェクトである、「経済学部資料室支援プロジェクト 〜貴重な資料を次世代に〜」を東京大学基金で開設しました。

  経済学部資料室には、1920年、新渡戸稲造がイギリス滞在中に古書店で購入したアダム・スミスの旧蔵書のうち約300冊からなる有名な「アダム・スミス文庫」があります。デジタル化を含む資料保存には、1ページあたり約100円かかるということで、ワンコインの寄付が「アダム・スミス文庫」の資料の保存・修復・デジタル化につながるということです。

 また、文書管理・保存のプロフェッショナル「アーキビスト」を育成し、その役割をもっと知ってもらい、企業史料協議会をはじめとする各種関連団体と協働し、アーキビスト育成プログラムの確立に貢献していくということです。

 アーキビストに関しては、国立公文書館が令和2年度より開始した「認証アーキビスト」があるのですが、「学芸員や司書は国家資格であるのに対し、アーキビストには資格もありません」としていますから、国立公文書館の資格ではダメだということなのでしょう。個人的に国立公文書館の「認証アーキビスト」にはやや不信感を持っていますので、経済学部資料室のように完全に資格がないとは言いませんが、経済学部資料室の趣旨には同意します。大阪大学や島根大学などでもアーキビストの養成コースが出来てきていますが、ここに東京大学に加わることになるということなわけですが、東京大学で養成を始めれば、たぶん認知度もあがりますし、人気も出ることが期待されます。

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