一つ目は、静岡市葵区弥勒二丁目と駿河区手越を結ぶ安倍川橋です。もとは1874年に木橋として作られ「安水橋」という名称でしたが、1923年に来たる車社会に対応するため、鋼材により建設され「安倍川橋」と改称、ボーストリングトラス橋としては国内最長です。今年2023年はちょうど100周年ということで、「安倍川橋」建設100周年記念のプロジェクトが行われます。100周年記念に花を添えた形になりましたね。
二つ目は、磐田市掛塚の旧津倉家住宅の主屋、応接棟、土蔵です。津倉家は、掛塚湊の廻船問屋と材木商で繁栄した旧家で、主屋は1889年に建てられています。現在は磐田市に寄付されていて、まちづくり団体「みんなと倶楽部 掛塚」によって見学会などが開催されているようです。応接棟は大理石風の列柱がテラスに並び、土蔵は地棟に船材を転用されるなど、水運業の繁栄の歴史を、今に伝えています。
三つ目は、伊豆市修善寺の川端家修善寺別邸の主屋と門です。日本画家川端龍子は、修善寺をこよなく愛し、何度も新井旅館に宿泊し、ついに温泉街の先に建てた別荘が今回答申された建物です。その庭を描いた『龍子垣』という作品があり、温泉街を見おろす修禅寺裏山の墓地の中腹に川端龍子のお墓もあります。
四つ目は、沼津市西浦の海瀬家住宅の主屋です。海瀬家は屋号を仲屋とする、江戸時代後期から西浦河内に居を構え、みかんを中心とした柑橘類を栽培している歴史あるみかん農園です。住宅は、江戸時代後期に建築された元は茅葺きの寄棟造りの建物で、沼津市で最も古い住宅と言われています。
0 件のコメント:
コメントを投稿