国際日本文化研究センター(日文研)で、「高畠華宵大正ロマン館所蔵近代日本大衆雑誌図像データベース」が公開されています。
高畠華宵の絵といえば、『キング』や『少年倶楽部』、『主婦之友』などの明治末から昭和初期に刊行されていた雑誌の表紙で大変有名で、高畠華宵の名前を知らなくても、中性的な独特の人物画を目にしたことはあると思います。今回のデータベースは高畠華宵が描いた人物を表紙にした雑誌37種405冊の、表紙・目次・口絵・裏表紙等のメタデータと画像が約2,000点掲載されたデータベースになっています。
今回のデーターベースの公開は、「公開を通して、美術史・文化史・社会学・歴史学などの多領域にわたる研究に資すること、そして、その魅力を広く一般に伝えることを目的」としているとのことで、高畠華宵の描いた大衆雑誌の表紙絵や挿絵などのイメージ図像をフランス語で「イマジュリィ」というようなのですが、その研究団体である大正イマジュリィ学会の学会誌を見ると、なかなかおもしろそうなタイトルの論文が並んでいて、読んでみたくなりました。
高畠華宵の絵は当時の女性、特に女学生に大変人気があったようなのですが、おそらく現代においてもやはり女性、特に女子中高生あたりは好きなのではないかと思います。アニメ「鬼滅の刃」のおかげで、若干の大正ブームになっているようなので、改めて高畠華宵の人物画をPRすれば、注目を集めるかもしれませんね。その意味で今回の公開はタイミングが良いかもしれません。
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