東京大学駒場図書館が「旧制第一高等学校旧蔵資料」の一部をデジタル公開しました。
駒場図書館所蔵の『朝庭御鷹野之影』、『本朝世紀』が新規にデジタル化され、『教育用掛図』をシステムのリニューアルによりIIIFを用いて画像を公開、駒場博物館所蔵の「スタニスラス・プチ『産業実務家』」のウェブサイトが統合されています(コレクション一覧はこちら)。
「教育用掛図」は、今はすっかりパソコンとプロジェクターにとって代わられていると思いますが、昔はよく小学校の社会科で日本地図や世界地図を利用しました。その観点から今回公開された教育用掛図を見ると、地図だけでなく、測量実測図や人体の臓器などの図、水中生物の実測図などがあり、さすが一高だなぁというラインナップです。なかには欧米の農村の様子を描いた絵もあり、どんな授業で使われたのか、興味があります。
「スタニスラス・プチ『産業実務家』」は、建築・機械など126図120枚からなる図面集で、「スタニスラス・プチ」は解説によると、この図面集を編纂した人物のようですが、「図面を収めた帙の表紙にConducteur au Corps des Ponts et Chaussees(土木局長)とある以外に知るところはない。」ということですが、出版社はパリのモンローク兄弟社ですので、フランスの役人なのでしょう。
今回の「旧制第一高等学校旧蔵資料」は、一部ということですので、今後も残りの資料が公開されるものと期待されます。
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