続・人間老いやすく、学成りがたし: 浜松市博物館、よろしくないです!

2022/03/28

浜松市博物館、よろしくないです!

  3月26日付け中日新聞デジタル朝夕刊に、「浜松城二の丸絵図など6点 市博物館職員、紛失隠す」という記事が出ています。

 古文書や絵図など6点を紛失した問題で、「博物館職員が2011年に絵図3点が所在不明だと認識した後も、存在するように粉飾し、紛失を隠していた」というのです。「6点のうち、「東海道名所図会」は本来の保管場所とは違う場所から見つかったが、他の5点は見つからず、紛失した経緯や時期は特定できず、うち三点について、担当職員は11年には所在不明と認識していた」ということなのですが、本来の保管場所とは別の場所から見つかった「東海道名所図会」は、とりあえずあったから良かったですが、それでも管理の不手際ということで問題ですが、それよりも何も、なくなったのをごまかしていたというのですから、確信犯じゃないですか!これはかなり問題ですね。また「18年の検査に先立って、担当職員は当時の館長と上司に紛失を報告した」のに、それが最近まで明らかにされていなかったのですから、組織的隠ぺいですよ!!これはもう組織としてダメだってことです。いくら、「所蔵品は膨大な数があり、多くの博物館で経費削減のため、人員不足で手が回らない実情もある」とはいえ、かなりひどいと思います。一度根本的に体制を立て直さないと、また同じようなことが起こる可能性は捨てきれません。

 ただこのような問題は、浜松市博物館だけではないことも事実です。博物館や学芸員をめぐる問題は全国的にもあるわけですから、他の施設も他人事では済まさないで欲しいですし、博物館に収蔵されている文化財は、地域の宝なのですから、もっと多くの人に興味関心を持ってもらって、このような問題を一緒に考える組織をつくっていけると良いですね。

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