兵庫県立兵庫津ミュージアムは、最初の県庁舎を復元した「初代県庁館」と、博物館施設である「ひょうごはじまり館」の2館からなるミュージアムで、そのうち「初代県庁館」が11月3日にオープンしています(「ひょうごはじまり館」は2022年度下期に開館予定だそうです)。
兵庫津(ひょうごのつ)は、平清盛が修築したことで有名な大輪田泊(おおわだのとまり)が、鎌倉時代以降にこのように呼ばれるようになったもので、「一遍上人絵伝」にも描かれています。日宋貿易、日明貿易で栄え、江戸時代には西回り航路の要衝となり、1858年の日米修好通商条約で、新潟、長崎、神奈川(横浜)とともに開港場に指定されます。慶応4年5月23日(1868年7月12日)に兵庫県が設置され、初代知事に伊藤博文が任命されます。県庁は元の大坂町奉行所管轄の兵庫勤番所に置かれますが、「初代県庁館」はこの兵庫勤番所の建物を復元したとのことですので、県庁舎以外にも長屋門や勤番所同心の屋敷なども復元されていて、実際は「勤番所館」なんですが、誰でも聞いたことのある伊藤博文が初代知事だったという方がインパクトがあるので「初代県庁館」にしたのではないかと、勝手に😁想像しています。
なかなかすごいのは、MR(複合現実)体験ができるということです。映像の世界(仮想現実)に実際に入り込んだかのような体験ができるVR(仮想現実)、現実の世界に仮想の世界を重ねて「拡張」するAR(拡張現実)とは違い、ARをさらに発展させた新しい技術で、現実世界と仮想世界をより密接に融合させ、バーチャルな世界をよりリアルに感じることができるものです。今開発が進んでいて、今後成長していく分野なのですが、説明してもよくわからないと思いますので、実際に体験した方が良いでしょう。
ミュージアム周辺の史跡をめぐるガイドツアーもあり、今行っても十分おもしろそうですが、個人的には博物館施設である「ひょうごはじまり館」が出来たら、行ってみたいですね。
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