続・人間老いやすく、学成りがたし: 「生徒指導提要」の改訂が話題になっています。

2022/09/26

「生徒指導提要」の改訂が話題になっています。

  今日9月26日の朝日新聞デジタルに、「「大声」「威圧」の生徒指導はもう古い 初改訂の国の手引どう生かす」という記事が出ています。

 12年前に作られた教員向けの手引である「生徒指導提要」が、初めて改訂されるということで、この話は9月13日の朝日新聞社説でも、「生徒指導 子どもの権利踏まえて」と題して、取り上げられています。

 近年、各地で校則の問題が話題になっていますが、改訂版(案)では、校則も含めて「子どもの権利条約の原則に基づき、子の最善の利益や自らの意見を表明する権利を踏まえて指導にあたる」とされています。「個の尊重」を重視した指導です。

 近年は教員も、昔ほど頭ごなしに指導するような人は少なくなっているように思われますが、自発的、主体的な発達を尊重して指導するとしても、それに応えられるだけの生徒は必ずしも多くなく、特に集団になった際には命令して従わせる指導の方が効率的であるとして、そうせざるを得ないのが現実だという場面も多いように思われます。

 生徒指導に限らず、学習においても生徒の自主性を重んじる方向になっていますが、理念としてその指導の良さは理解できても、学校現場での実際の場面においては、自主性に任せると何も進まないという現実を突きつけられる問題とのギャップを、どう解消していけば良いのかということに、現場の先生方はきっと悩むことになると思います。ただ、それをみんなで知恵を絞って解決していく努力をすることはとても大切なことなので、今後の取り組みがとても大切ですね。

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