続・人間老いやすく、学成りがたし: 浜松市博物館、所蔵史料紛失!

2021/12/01

浜松市博物館、所蔵史料紛失!

  11月29日に発表された情報ですが、絵図や古文書など6点もなくなるとは!!

 「浜松城二の丸絵図」、「東海道名所図会」、暦師の佐藤伊織による四十五冊組の「伊勢暦」のうちの一冊、絵図「遠州五千石御替地図(川東領)」、絵図「遠州浜名五千石図(浜名領)」、「金原明善書簡」の6点、購入総額は約369万円で、中でも「浜松城二の丸絵図」は206万円で重要物品に指定されているということです。

 ただ、問題なのは、この6点のうち、絵図3点は、資料約2万点を保管している博物館第一収蔵庫に、まとめて風呂敷に包んで保管していたということですね。少なくとも重要物品に指定されている「浜松城二の丸絵図」などは、桐の箱に入れて、他の史料とは別に、本来はそのような重要な史料用に特別収蔵庫を用意して、そこで保管するのが正しいやり方なのですが、かなり雑な保管方法ですので、逆にびっくりしました。正直いって、その程度の管理では紛失するのもやむを得ないかと思います。

 紛失といっても実際は盗難にあったということでしょうが、「金原明善書簡」以外は近世のものなので、その辺の知識がある人間の可能性がありますね。まぁ、金原明善も近代といっても初期のころの人ですし、書簡ですから崩し字で書かれているはずで、近世文書に慣れている人なら読めますから、やはり近世の知識がある人間がかかわっている可能性が高い気がします。所在が確認されているのは昨年度の定期調査ということですから、かなり時間が経ってしまっているので、もうすでに古美術商とかに流れてしまっているかもしれませんね。

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