30年経った記録が毎年公開される外務省の外交文書公開が、今年も行われました。今回の公開対象は、1990年、1991年の18ファイルの文書で、米ソが対立した冷戦が終わって間もない国際社会の激動期のものです。中でも目玉は湾岸危機関係の文書でしょう。
冷戦が終わり、各国が新たな方向を模索している時期で、現在の国際問題にもつながるような内容が既にでてきているのは大変興味深いです。湾岸危機は、イラクがクウェートに侵攻して、外交的な解決策が模索されていた時期で、この後結局湾岸戦争になっていくわけですが、その前の段階で、アメリカから日本がいろいろと注文を付けられている状況が分かります。当時もかなり報道がされていましたが、直接の文書ですから、より詳細な内容が読み取れます。公開された史料本文はPDFで見ることができますが、原本も外交史料館で閲覧することができます。
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