滋賀県長浜市立浅井図書館に、滋賀県立大学名誉教授で日本城郭研究の第一人者である中井均氏から寄贈された城郭関連図書により設置された「城郭の館(中井均文庫)」が、一般公開されました。
「城郭の館(中井均文庫)」は、中井均氏が令和3年3月に滋賀県立大学を退職するにあたり、所蔵する城郭・史跡・考古学関連資料 12,000冊以上、および収集した考古資料等(瓦・土器・縄張図)を一括で長浜市へ寄贈したもので、市歴史遺産課は「城郭関連では、奈良文化財研究所や国立国会図書館に匹敵する」とコメントしています(12月24日づけ「中日新聞」)。
開館日は月1回であり、利用に際し電話での事前予約が必要となっています(申し込み先は、長浜市役所市民協働部歴史遺産課、Tel:0749-65-6510)。第1回が12月25日にあり、午前10時~正午12時、午後2時30分~午後4時、浅井図書館2階の視聴覚室内で閲覧提供され、視聴覚室外への持ち出しやコピー・撮影は不可となっています。次回は令和4年1月22日(土曜日)に公開されます(予約受付開始は、令和4年1月11日(火曜日))。
市歴史遺産課のコメントのように、城郭関連の資料がこれだけ集まっているのはなかなかないでしょう。今後長浜市立浅井図書館は、城郭研究に必須の図書館になることでしょう。これが地方の公立図書館にあるのは大変素晴らしいことです。何でも都会に集めるのではなく、それぞれの土地に根差した資料は地元にあってこそ、その意味がわかるというものです。