続・人間老いやすく、学成りがたし: 東京大学総合図書館で、「南葵文庫」のデジタル化資料が公開されました。

2022/02/10

東京大学総合図書館で、「南葵文庫」のデジタル化資料が公開されました。

 東京大学総合図書館で、同館が所蔵している「南葵文庫」の約9万6,000点の資料のうち、462点の貴重図書がデジタル化されて公開されました。

 「南葵文庫(なんきぶんこ)」は、紀州徳川家の当主であった徳川頼倫(とくがわ よりみち、1872~1925)が麻布飯倉の自邸敷地で運営していた私設図書館です。1902年に設立され、1908年からは一般にも公開されました。1923年の関東大震災で東京帝国大学附属図書館が灰燼に帰したことから、図書館復興のため、1924年7月に寄贈されたものです。資料総点数約9万6,000点うち、貴重図書に指定されているものが約300点ですので、今回はそれよりもやや多めにデジタル化されて公開されたわけです。

 『伊勢物語』『落窪物語』などの文学作品のほか、『琉球竒花寫真底稿』『冬蟲夏草冩真』『犬追物圖説』といった色彩豊かな資料も多く含まれ、また貴重図書以外でも、織田信長の一代記である太田牛一『信長記』や、忠臣蔵でおなじみの松之廊下刃傷事件を記した『梶川与惣兵衞日記』も公開されていますので、いろいろと活用ができますね。

0 件のコメント:

コメントを投稿