1月30日づけ朝日新聞DIGITALに、「音楽を聴きながら勉強や運転、効率が低下? 東北大が脳波で研究調査」と題する記事が出てました。ネタ元は、アメリカの科学雑誌「PLOS ONE」に昨年12月20日に公開された「Different contra-sound effects between noise and music stimuli seen in N1m and psychophysical responses」です。
研究は、左耳にはテスト音を流し、聞こえる度にボタンを押してもらう、同時に右耳にはジャズピアノの音楽または雑音を流し、「脳磁図」と呼ばれる磁場を用いた脳波の計測で反応を調べるもので、雑音の場合には特に影響がなかったが、音楽の場合には音量に関係なく、ボタンを押すまでの時間に遅れが出たという結果が得られたということです。これは音楽の影響で、テスト音への注意が邪魔されたことが原因と考えられるということで、新聞記事のタイトルとなったわけですね。
論文には最後に、「 it is unknown whether the same results would be obtained with other types of music, such as healing music. 」、ジャスピアノの曲以外でも同じ結果になるかは不明だとしていますが、おそらく多くの人にとっては、ノイズミュージック以外の音楽は同様の結果になるのではないかと想像します。つまり、これは本来聞きたい音以外に、意識が向いてしまう音、音楽はもちろん人の声、または一般的に雑音に類する音でも、その音に意識が向いてしまう音ならば、おそらく影響が出るんだろうと思います。
早い話が、勉強や重要な作業をするときには、注意力の低下が生じ、作業効率に影響を与えうる可能性があるので、音楽などを聴きながら作業をしないのが良いということになるわけですが、その作業に集中していると、他の音が聞こえなくなることってあると思いますので、集中の程度にもよるんだと思います。
ただ、そうはいっても、勉強や作業する際に、それだけに集中できる時間ってそれほど長くないですし、気分転換には音楽が欲しいですよね。まぁ、どちらかというと気分転換の時間の方が長かったりするのですが😅
0 件のコメント:
コメントを投稿