続・人間老いやすく、学成りがたし: 藤江勝太郎の生家、森町が購入し活用を計画。

2022/02/08

藤江勝太郎の生家、森町が購入し活用を計画。

  2月2日の中日新聞デジタル静岡版に、「藤江勝太郎の生家残す 森町が購入へ」との記事が出ていました。

 藤江勝太郎は、1865年に今回森町が購入する城下(しろした)地区に生まれ、記事にあるように県内で初めてウーロン茶を製造し、日本統治時代の台湾での茶業発展に貢献した人物ですが、あまりメジャーではないですね。森町ですと、同じ台湾で製糖業で活躍した鈴木藤三郎の方が有名なのではないかと思いますが、藤江勝太郎は、鈴木藤三郎のように大成功したわけではありませんが、決して引けを取るものではありません。

 藤江勝太郎の生家がある城下地区は、周囲には庄屋の家があり古い町並みが残っているのですが、記事にもあるように太田川の堤防に沿って秋葉山に通ずる秋葉街道に面しているのですが、曲線の自然堤防の上に家々が作られているので、隣の家と少しずつずらして作られているので、間口が街道と平行ではなく、三角形の広場ができていて、上から見るとノコギリの歯のように見えるという特徴的な景観になっています。

 町としては購入後の活用は未定であり、「同町産業課の担当者は「文化振興との兼ね合いもあるが、カフェなど商業系の施設として民間に利用してもらいたい思いはある」と話している」と記事にあります。ウーロン茶を県内で初めて製造し、日本統治時代の台湾で、台湾における茶の製造改良及び機械化を図るために、1903年9月に殖産局の付属機関として設置された製茶試験場の初代場長であった藤江勝太郎の生家なので、お茶つながりでカフェということなのかはわかりませんが、当時お茶は輸出品として非常に重要な産物であり、静岡県や台湾での藤江勝太郎の活動は非常に大きな意義があると思いますし、帰郷後町長として13年にもわたり町の発展に尽力しているので、単純に商業施設ではなく、藤江勝太郎の功績がわかるようなものがあるべきではないかと思うのですが…。

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