続・人間老いやすく、学成りがたし: 浜松市博物館の所蔵史料紛失問題、管理台帳を電子化しても問題解決にはなりません!!

2022/05/14

浜松市博物館の所蔵史料紛失問題、管理台帳を電子化しても問題解決にはなりません!!

  今日5月14日の中日新聞デジタルに、「博物館所蔵史料の16万点総点検へ 浜松市、紛失問題で」という記事が出ていますが、管理台帳を電子化し、管理状況の定期的なチェック体制の強化も検討するということです。

 現在の紙の台帳での管理は、特定の職員でなければ管理状況を確認しにくく、「電子化すれば職員が誰でも保管場所を確認できるようになり、透明性確保につながる」とされていますが、「電子化すれば職員が誰でも保管場所を確認できる」とは限りませんよね。

 「特定の職員でなければ確認できないという整理を避けたい。博物館以外の組織でチェックする体制を確保する」とされていますが、ある程度記録管理、情報管理の知識が無ければ、そもそも適切な整理ができるかという問題もありますし、「本館に約九万点、分館などに約七万点」ある資料を、資料に対する知識が十分ではない人間がチェックしても、わからないのではないか思うのですが。だいだい、「電子化すれば誰でもできる」と思っていることが、そもそも間違いであって、それに気が付いていない時点で、また問題が発生する可能性があると思います。アーカイブズの知識を持っている人間をいれなければ、この問題はきちんと解決できないと思いますが、おそらくそこまではしないでしょうね。

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