今日10月10日の朝日新聞デジタルに、「稲作、年速1~4キロで日本に浸透 数理考古学が開く新たな地平」という記事が出ています。有料記事なので、初めの部分しか読めませんが。
ネタ元は、アメリカの『SCIENCE ADVANCES』VOLUME 8,ISSUE 38,23 SEP 2022に掲載された"Bayesian analyses of direct radiocarbon dates reveal geographic variations in the rate of rice farming dispersal in prehistoric Japan"です。
イギリスのケンブリッジ大学や奈良文化財研究所の研究者による共同研究で、弥生時代の132の遺跡から出土した米について、294サンプルの放射性炭素による年代測定のデータを収集して、遺跡同士の距離などのデータとともに数理モデルを構築して解析した結果、「1年間に1~4キロで、九州から東北へ伝播した」との解析結果に至ったそうです。ただ、そのスピードは一様ではなく、人口密度が反映して、西の方の分散速度が速く、東の方で大きな減速があったということです。静岡県近隣の稲作の伝播は、伊勢湾まではスムーズに進んでいたが、一度そこで足踏みがあったと考えられている今までの仮説にもあまり矛盾しない解析結果であり、納得できます。
より詳細を知りたい方は、上記リンク先で確認してください。
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