続・人間老いやすく、学成りがたし

2023/02/28

テレビ番組は、非常に貴重な資料なので、積極的な保存・公開を期待します。

  2月26日の朝日新聞社説は、「テレビ70年 アーカイブを社会の宝に」というタイトルです。

 テレビ番組は動画ですから、活字とは比較にならないほどの情報量を持っており、非常に多くのことが分かります。歴史的資料としてのテレビ番組は、戦後の日本のいろいろな情報が詰まっていますから、教育分野はもちろん、様々な分野で役に立つ資料です。ですから、テレビ番組をアーカイブ化することはとても重要です。

 社説にも取り上げられているように、NHKの「NHKアーカイブス」が、一般市民向けに公開されているのは約1万1千本にすぎず、横浜市ある放送ライブラリーのNHKと民放のテレビやラジオ番組、CM、ニュース映像などが約3万8千本が無料で公開されている以外、放送された番組の多くがお蔵入り状態になっていることを問題視することに賛同します。確かに昔のテレビ番組を公開するにあたり、様々な権利関係を処理しなければなりませんが、NHKはもちろん民放のテレビ番組も、その資料的価値の高さを考えれば、ぜひアーカイブ化し、積極的に保存・公開をすることが望まれます

2023/02/27

あくまでも「希望地」として1位なだけで、実際の移住実績は違うのでは?

  2月25日の朝日新聞デジタルに、「移住ランキング、静岡が3年連続1位 首都圏近く恵まれた気候が人気」という記事が出ています。

 2022年の「移住希望地ランキング」で、静岡県が3年連続で首位になったということなのですが、これはあくまでも「希望地ランキング」なので、実際に移住したかどうかの実績は、また別だと思うので、それほど騒ぐことでもないのではないかと思うのですが…。

 「首都圏に近いなど地理的条件が支持され」ているというのは、もちろん納得の理由で、首都圏近郊の在来線で2時間かけて通勤することを考えれば、静岡市ならば「ひかり」で1時間ですし、三島市や富士市周辺なら「こだま」でも1時間から1時間半くらいですから、十分通勤圏なわけです。

 また、政令指定市として唯一静岡市が専用窓口を設けているというのは初耳でした。逆に他の政令市は何故専用窓口を設けていないのでしょうか?窓口を設ける必要がない程度に人口がある?、人口流出がそれほど多くないから?などなど、いろいろと思いますが、静岡市は首都圏への流出も多いので、人口を維持するためにも移住に力を入れたいのでしょうか?

 どのみち、静岡県は首都圏に近いゆえに人口の流出が多い、特に若者の流出が多いので、それを移住で埋めるのは無理ですが、若者にとっては首都圏は魅力的ですから、今のところはどうしようもないですね。

2023/02/26

「にしてつバース」、Android OS と公式サイトでの サービス提供を、ぜひ早くお願いします!

 2月25日に、インターネット上の仮想空間「メタバース」に、日本初となる鉄道・バスの博物館「にしてつバース」がオープンしました。

 「にしてつバース」は、西日本鉄道などが開発し、無料開放されていてます。専用のサイトやアプリからアクセスでき、「鉄道ミュージアム」「バスミュージアム」の2つがあり、自身の分身である「アバター」を操作して見て回ることができるようになっています。列車とバスでそれぞれ1種類ずつ、体験乗車もできて、運転席に入り、ドアの開閉などの操作が可能です。最大で128人が同時に接続できるとのことですが、アバター同士でのやりとりはできないようです。ただし、現時点ではサービスの対象となる OS は iOS(iPhone・iPad 等)のみで、Android OS と公式サイトでのサービス提供時期については、決まり次第、公式サイトで発表されるとのことです。

 また、同時に「にしてつNFTギャラリー」もオープンしました。メタバースミュージアム展示車両のNFTカード12種類(「電車カード」だけでなく、西鉄バスも「バスカード」として初登場)あり、販売期間は3月31日までです。1枚10,000円とかなり高いですが、商品を購入すると、販売価格として指定された日本円と同額のLINE MoneyまたはLINE CashがLINE Pay残高から差し引かれ、LINE NFTサービスおよびLINE BITMAX Wallet サービスを通じて視聴・鑑賞をすることが可能となります。

2023/02/25

卒業アルバムは、教育的に配慮して作ってるから、気にするだけ無意味だと思うなぁ。

  2月22日の朝日新聞デジタルに、「卒業アルバムで高校生が1番不安なことって? 制作大手がネット調査」という記事が出ています。

 「高校生に「卒業アルバムについて不安に感じること」(複数回答)を聞いたところ、「マスクをした写真ばかりになりそう」が59.5%で1番多く、次いで「コロナ禍の学生生活で写真が少なくなりそう」(50.0%)、「写真写り」(46.5%)が続いた。」という調査結果が出ています。卒業アルバムはちゃんと教員が「教育的」に配慮して作るから、生徒が思うようなものにはなっていないと思いますが、マスクばかりにはならないし、3年間分ですからそれなりに写真もあるはずなので、これらは気にする必要は無いと思います。写真写りも、多くの学校では写真屋さんが入っていると思うので、これも問題は無いはずです。

 「卒業アルバムへの希望」(複数回答)として、「「事故画(目をつぶってしまった写真など)を避けたい」(89.0%)、「“映え”を意識したい」(65.0%)、「写真はアプリで加工したい」(41.5%)という結果」だということですが、これも事故画は基本的には避けますので問題なしです。「映え」と「加工」に関しては、卒業アルバムは個人で楽しむための写真ではないので、プリクラとかでやってくださいって感じですね。

 正直、学校側が作成する卒業アルバムに注文を付けてもどうにもならないのに、高校生くらいだと、やっぱりこんな風に考えるんだなぁって思うと、「18歳成人」であることに不安を覚えるのは、私だけではないでしょうね。

2023/02/24

大人から子どもまでが簡単に参加できるイベントって大事です。

 2月23日は富士山の日ですが、この日にちなんで「富士山の『日』祭り」が開催されました。

 「富士山の『日』祭り」の名称は、8月に富士吉田市で開催される、日本三奇祭に数えられる「吉田の火祭り」にかけているとのことですが、童謡「一年生になったら」の中で「100人で食べたいな、富士山の上でおにぎりを」にちなんで「富士山の下で、おにぎりを食べよう」ということで、富士山の標高3,776mにちなみ、3,776個のおにぎりを無料配布したとのことです。

 こういうイベントって、誰でも簡単に参加できるものが一番良いですよね。「富士山に向かっておにぎりを食べる」なんて、子どもからお年寄りまで簡単にできることですから、こういうイベントは定着しやすいと思いますが、こういうのこそ大事だと思います。

2023/02/23

「曜変天目茶碗」の再現力が素晴らしいです。

 2月18日の朝日新聞デジタルに、「信長も愛した「曜変天目茶碗」 再現挑み17年、元研究者がみた宇宙」という記事が出ています。

 土岐市立陶磁器試験場に勤めていた方が、静嘉堂文庫美術館所蔵のものを見てとりつかれ、「器の中に宇宙が見える」と称される「曜変天目茶碗」の再現に取り組んでいるという記事なのですが、「曜変天目茶碗にとりつかれた」というのは、よくわかります。本当に、あの美しさと言ったら、宇宙そのものです。

 完品は世界で、藤田美術館所蔵、静嘉堂文庫美術館所蔵、龍光院所蔵の3点しかない(もう1点、MIHO MUSEUM所蔵の黒釉の天目茶碗がありますが、曜変が内面の一部に限られるので、個人的には「曜変」とは考えないのでカウントしませんとされる「曜変天目茶碗」ですから、それにとりつかれる人間は多いと思いますが、それを再現しようと思う人はなかなかいないでしょうね。

 「曜変天目茶碗」って、偶然の産物だと思っていたのですが、再現できるんですね。その出来栄えはかなりのものだと思います。ただ、特に静嘉堂文庫美術館所蔵のものと比べると、やはり見劣りしちゃいますね。静嘉堂文庫美術館所蔵のものは、見ているとなんか吸い込まれそうな感じがしますけど、再現されたものは確かに綺麗なんですけど、何が違うのかよくわかりませんけど、そこまでの感じはしませんね。でも、もし入手できるのならば、1つ欲しい😍

2023/02/22

学校だけですべてを解決するのは不可能です。社会全体で子どもを育てる意味でも、各機関との連携は大事!

 2月21日の朝日新聞社説は、「学校と警察 どう連携 平時に検討を」というタイトルです。

 「児童や生徒に重大な被害が生じるおそれのあるいじめが起きたら、警察にすぐ相談・通報するよう、文部科学省が各地の教育委員会などに通知した」ことを受けての社説ですが、「学校や教委が主体的に問題の解決をめざすのが、今後も基本だ。だが、社会が複雑化するなか、あらゆる問題に自力で対応するのは限界がある。」との指摘は、まさにその通りで、警察に限らず、「子どもにとって最善の対応は何か。どこまで自力で解決」し、どこから他の専門機関と連携するかを「平時」にしっかり検討しておくことは必要です。

 今の学校は、いろいろなものを引き受けすぎだと思います。もう、限界が来ているのです。子どもをとって最善の解決を考えるのならば、むしろ学校だけで解決するのではなく、きちんと専門知識を持った人がいる組織と連携して、教員はサインを見逃さないように子どもと向き合い時間を確保していくことが必要だろうと思います。少子化で子どもの数が減っていくのですから、一人ひとりをより大切にしていくのが、これからの教育において必要なことです。

2023/02/21

現在は、まさに『「現実」主義の陥穽』に陥っていると言えるでしょうね。

 2月20日の朝日新聞デジタルに、「日本は目の前の現実に押し流されていないか 宇野重規さんの問いかけ」という記事が出ています。

 東京大学社会科学研究所の宇野重規教授は、岸田政権が自衛隊に敵基地攻撃能力(反撃能力)を持たせる方向にしている現状を、「丸山眞男がかつて言った、「実際の現実は日々作られているにもかかわらず、現実はすでに与えられたものであって変えることはできないと考えてしまう思考のあり方である『「現実」主義の陥穽(かんせい)』に陥っているのではないでしょうか」と述べています。

 『現実』主義の陥穽」は1952年の論文ですが、まさにその通りだと思います。コロナ対策しかり、また同じく今日2月20日の朝日新聞デジタルに出ている「原発再稼働、賛成51% 震災後初めて賛否が逆転 朝日新聞世論調査」の記事も同じことだと思います。

 東日本大震災から3月11日で12年経つわけですが、「脱原発」がいっこうに進まず、それどころか、原発の新規建設や60年を超える運転を認めることを盛り込んだ「GX実現に向けた基本方針」が閣議決定されるという大きな原子力政策の方向転換も、電気代の高騰という現状の前に人々が屈服してしまっているように思えてなりません。しかし、これは大変危険なことです。想像力を封印してしまうような「現実主義」が大きな勢力となった時、人々は自由な思考を奪われ、「大きな声の人」の意のままになってしまう危険性をはらんでいます。我々は過去の歴史から学び、その問題点に気づいて、自らの頭で考えることが必要です。

2023/02/20

卒業式での校歌斉唱の判断は、校長裁量です。

 2月18日の朝日新聞デジタルに、「卒業式で校歌を歌わないで、都教委が方針通知 判断分かれる学校現場」という記事が出ています。

 2月10日に、文科省から、 換気などの感染症対策を施したうえで、

・式典全体を通じて児童生徒・教職員ともマスクを外すことを基本
・歌を歌う場面では着用する
・来賓や保護者についてはマスク着用
・座席間の距離をとったうえで、参加人数は制限しない

との方針が通達されたわけですが、東京都はこれを受けて、「昨年12月、都立学校の卒業式は「マスク着用」「歌唱はしない」との方針を決めていた」ため、「校歌や国歌などを歌わないよう、改めて求めた」ということです。「各校で準備を進めており、急な変更は準備に支障が出る」との判断ですが、これはこれで良いのではないでしょうか。

 卒業式などの学校行事は、校長の裁量権の範囲内ですので、判断は各学校で決めれば良いわけで、そもそも文科省の通達もいらないですし、都道府県教委の通知もなくても良いものです(教委としては国から通達があれば、いちおう通知するのが仕事なので出すのは仕方ないですが)。

 そもそも卒業式の主役である児童生徒がマスクを外すことを望んでいるかどうかですが、たぶん望んでいないでしょう。保護者的には入退場時には写真を撮りたいので、外して欲しいと思うかもしれませんが、それだって、個人の判断です。外すことを強要することはできませんし、外さないことを責めることもできません。

 まぁ、花粉症の人は、そろそろ花粉の飛散が本格化しますから、換気を良くした体育館では、マスクは外せませんよね。

2023/02/19

JR東海道線も、「どうする家康」とコラボです。

  2月18日に、JR東海道線で、臨時快速「家康公 駿府大御所」号が運行されました。

 ニュースで見て、しまった!と思ったのですが、これは、ちょっと見落としていました。乗車券の他に530円の指定席券が必要だったようですが、三島駅始発で静岡駅までの区間を、今日限りの特製ヘッドマークを付けて運転され、車内では、徳川家康公の甲冑のレプリカの展示や記念乗車証が配布されたとのことです。

 ただ、チャンスはもう1回あります

 3月19日(日)に、三島駅発(8:19)、浜松駅着(10:22)の臨時快速「家康公 出世の街浜松」号が運行されます。特製ヘッドマークを付けて運転するほか、車内では、出世の街 浜松を紹介する展示や、浜松・浜名湖地域の魅力を発信している「海の湖 HAMANA ジェンヌ」による記念乗車証が配布されます。これも乗車券の他に530円の指定席券が必要で、指定席券は、2月19(日)の午前10時から全国の JR の主な駅・旅行会社の窓口で発売されるとのことですから、これなら間に合うかもしれません。

 さらに、2月28日(火)から1か月程度、「徳川家康公ゆかりの地」をテーマに、列車内の広告枠全てを占有するテーマトレインが運行されます。静岡市・浜松市・岡崎市の「徳川家康公ゆかりの地」をポスターで紹介するものです。これなら電車に乗ったら、スマホでなく、ポスターを見て楽しめますね。

2023/02/18

フリードマンも含めて、我々は神の手の上で踊っているだけなんでしょうね。

  2月16日の朝日新聞デジタルで、「文明崩壊から資本主義を救うには 岩井克人さんが説く「会社」の根源」という記事が出ています。

 今、「株主中心の資本主義」の見直しが必要だとされています。

 経済学者の岩井克人さんは、

「ブランド価値を高めたり、優秀な従業員を集めたりするためならば、最終的な目的は株主利益の最大化であり、フリードマンの手のひらの上で踊っているに過ぎません」 

「短期的にはもちろん、長期的にも株主の利益にならなかったとしても、それぞれの目的を追求できるのが本来の株式会社です。会社は株主の金もうけの道具に過ぎず、会社の資産はすべて株主様のものだというフリードマンの主張は、理論的に完全な誤りです」

と述べています。確かに、現在の状況を見ると、フリードマンの主張は理論的に間違っていますが、フリードマンの主張が正しいと見えていた時代があったことも事実です。

 マルクスも、ソ連が崩壊した後、しばらくは低迷していましたが、最近は見直され始めています。時代が変われば、フリードマンの主張が復活するとは思いませんが、時代が変わると、かつて良かったことは反省すべきものとして見えるものがあり、かつてダメだったものが再び見直されるというのが、世の中の常です。我々は、その時の自分たちに都合が良いものを正しいと判断しがちであり、何が正しくて、何が間違っているのか、本当に正しい判断はできないような気がします。真実は神のみの知る、我々はその神の手のひらで踊っているだけなんでしょうね。

2023/02/17

「フリーランスアーティスト・スタッフのための契約ガイドブック」、勉強になります。

  2月13日のYahooニュースで、「文化庁が無料公開した“契約ガイドブック”が話題に 芸術分野のフリーランス必読の内容に「素晴らしい」「勉強になる」」という記事が出ています。

 文化庁のガイドラインをもとにしたフリーランスアーティスト・スタッフのための契約ガイドブックがWebで無料公開されていて、これが大変評判が良いようなのですが、これはアートプロジェクトの企画・運営を行う制作会社「precog(プリコグ)」が実施する「令和4年度文化庁委託事業「芸術家等実務研修会」フリーランスアーティスト・スタッフのための契約レッスン」の教材として公開されたもののようです。

 「フリーランスアーティスト・スタッフのための契約ガイドブック」は、文化庁の「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けたガイドライン」を元に、契約における重要なポイントをまとめたガイドブックです。

 契約レッスンの方は、ZOOMの回がありましたが、残念ながら既に満席でした。ただ、ガイドブックを読むだけでも、十分に分かりやすいので、ぜひダウンロードしてください。

2023/02/16

原子力規制委員会の委員は、悪魔に魂を売ったんですね。

 今日2月16日の朝日新聞の社説は、「原子力規制委 存在意義の根幹揺らぐ」です。2月13日の夜に開かれた原子力規制委員会の臨時会で、原発の60年超運転に向けた規制に関連する法改正案を了承したことを受けての社説です。

 昨日の学術会議問題の話と、真逆の話ですね。つまり、今国会で提出される学術会議の改正案は、学術会議を今回の原子力規制委員会の委員のような状態にするための改正案なわけです。

 「賛成した複数の委員も「外から定められた締めきりを守らねばならないという感じでせかされて議論してきた」「(60年超の審査手法など)重要な指摘が後回しになったのは違和感がある」と苦言を呈している。」と述べていますが、一番の問題は「法案提出というデッドラインは、決められた締めきりで、やむを得ない」と説明した委員長の発言です。

 熟考と議論を重視するのが本来の学者の姿なわけですが、この人たちは悪魔に魂を売ってしまったんですね。いわゆる「御用学者」の典型です。こういう人たちがいるから、日本が間違った方向に進んでいっても、止めることができなかったのが戦前の日本なわけで、昨日も書きましたが、日本は再び失敗の道を進んでいますね。苦しむのは国民なんですから、絶対に政府の好きにさせてはいけません。

 唯一の救いは1人が反対したということです。まだこの国には、政府に反対意見を述べる学者がいるのですから、まだしばらくは政府の好きなようにはならないはずです。ぜひ、このような学者を支持しましょう!

2023/02/15

残念ながら、今の日本の政治は失敗を繰り返そうとしているとしか思えてならない。

  今日2月15日の朝日新聞の社説は、「学術会議のゆくえ 独立歪める改革は国の損失」というものです。

 昨日2月14日の朝日の記事でも、「学術会議改革めぐる政府案、「根本的に再考を」 歴代5会長が初声明」という記事が出ていて、日本学術会議歴代会長5人が、岸田文雄首相に対して「根本的に再考することを願う」などとする声明を連名で発表したことの記事ですが、今日の社説はそれを受けてのものです。

 社説では、「各国の学術会議に相当する組織は、政府から独立した活動や会員選考の自主性・独立性を備える。それを歪(ゆが)め、強引に政府の意向に従わせるのでは、権威主義国家のやり方と見まごうばかりだ。」との指摘がありますが、世界的に政治の傾向がそちら寄りになっているのではないかと思うと(ロシアや中国はもちろん、アメリカもトランプ政権を見るとそう思わざるを得ない)、日本もそうしようとか投げる政治家が出てくるのは当然であり、「軍事的な安全保障研究と学術の健全な発展とは緊張関係にあるという認識を持つ」学術会議は、厄介な存在としか見えていないように思われる。

 熟考と議論を重視する学者集団の意義は、タイパが求められている今の時代にこそ改めて重視すべきなのだが、今の政治は歴史的経験をあまり重く見ていないとしか言いようがない状況なので、今国会で一気に進めて行ってしまうのだろう。歴史を学んでいる人間からすると、残念ながら日本は再び失敗の道を進んでいるように思えてならない。

2023/02/14

東海大海洋学部博物館の海洋科学博物館が、2023年度5月以降も入館できるようになりました。

  老朽化のため、3月末で営業を終了する海洋科学博物館でしたが(残念ながら、自然史博物館は閉館)、5月以降も事前予約制で入館できることになりました(海洋科学博物館ホームページの2月10日のお知らせでアナウンスされました)。

 4月1日から予約サイトの運用が開始される予定で、個人客は来館日の1か月前から予約がとれるようになります(だから、実際の見学は5月から。学校の団体は3か月前からです)。

 見学エリアは1階のみで、入館者数は1時間100名が上限ですが、無料で見学できます。開館日は基本的に木、金、土、日ですが、夏休みに入る7月20日~8月いっぱいは毎日OKです(開館日程表はこちら)。

 ただ、開館日は11月3日以降はしばらく無く、2024年3月17日が1日示されているのみなのですが、その後は閉館ということになっちゃうんでしょうか?