2月16日の朝日新聞デジタルで、「文明崩壊から資本主義を救うには 岩井克人さんが説く「会社」の根源」という記事が出ています。
今、「株主中心の資本主義」の見直しが必要だとされています。
経済学者の岩井克人さんは、
「ブランド価値を高めたり、優秀な従業員を集めたりするためならば、最終的な目的は株主利益の最大化であり、フリードマンの手のひらの上で踊っているに過ぎません」
「短期的にはもちろん、長期的にも株主の利益にならなかったとしても、それぞれの目的を追求できるのが本来の株式会社です。会社は株主の金もうけの道具に過ぎず、会社の資産はすべて株主様のものだというフリードマンの主張は、理論的に完全な誤りです」
と述べています。確かに、現在の状況を見ると、フリードマンの主張は理論的に間違っていますが、フリードマンの主張が正しいと見えていた時代があったことも事実です。
マルクスも、ソ連が崩壊した後、しばらくは低迷していましたが、最近は見直され始めています。時代が変われば、フリードマンの主張が復活するとは思いませんが、時代が変わると、かつて良かったことは反省すべきものとして見えるものがあり、かつてダメだったものが再び見直されるというのが、世の中の常です。我々は、その時の自分たちに都合が良いものを正しいと判断しがちであり、何が正しくて、何が間違っているのか、本当に正しい判断はできないような気がします。真実は神のみの知る、我々はその神の手のひらで踊っているだけなんでしょうね。
0 件のコメント:
コメントを投稿