「同志社大学デジタルコレクション」に、ルソーの『エミール』初版本などの画像が追加され、公開されました。
ルソーの『エミール』は1762年に刊行されたもので、その個性尊重・自由主義的な教育観は、近代の教育学・教育論に大きな影響を与えており、多少なりとも教育に関係する人は少なくとも名前は聞いたことがある、あるいは一度くらいは読んだことがあると思われる有名な作品で、西洋文化における最初の教育哲学であり、最初の教養小説の一つでもあります。
ただ、初版本の画像を見ると、書籍自体は意外とジミですね。まぁ、『エミール』第4巻の「サヴォア人司祭の信仰告白」が持つ理神論的で自然宗教的な内容が、カトリック教会を否定する思想であり、当時としては危険思想であったために、印刷の段階で中断が相次ぎ、容易に出版には入れなかった作品であり、パリ高等法院からは焚書とされ、ルソー自身にも逮捕状が出されたということを考えれば仕方がないですが。
他にもウィリアム・モリスのケルムスコット・プレスのイメージ・カットなどの画像が追加されています。
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