続・人間老いやすく、学成りがたし: 「情報Ⅰ」、地方の公立高校では厳しいですね。

2023/03/22

「情報Ⅰ」、地方の公立高校では厳しいですね。

  3月21日の朝日新聞デジタルに、「情報Ⅰで「自治体間の格差」「生徒の負担」 高校の悲鳴、なお」という記事が出ています。

 「情報Ⅰが入試に出れば、教育環境が充実する『てこ』になる」、「各地の教育委員会も専門の教員をさらに採用するだろうし、教材も充実するはずだ」と、都立高校の情報科の先生は述べていますが、都立はそうかもしれませんが、地方の公立高校では教育環境の充実や、専門教員の採用、教材の充実などは期待できません。

 「昨年5月1日現在の担当教員計4756人のうち、情報の正規免許を持たず別の教科の免許を持つ「免許外教科担任」が560人、正規免許を持つ教員を採用できないときに期限付きで発行される「臨時免許状」を持つ教員は236人、合わせて796人と全体の17%が情報の正規免許のない教員」という事実もあります。この数字、逆に見ると全体の83%は正規免許を持つ教員ということになりますが、これの内容がどうなのかが問題ですね。管見の限りでは、数学や理科、工業などの先生が、後から情報科の免許を取って、回しているという話を聞きます。授業数があまり多くないことを考えると、情報科の教員を正式採用するよりも、他教科の免許を持っていて情報科も持っている先生ならば、既に学校現場にいるのですから、各学校の裁量でやっていくことができますが、他の教科を担当しつつ、情報科もやるという、負担以外の何物でもない状況だという話を聞きます。または、講師で回すというところも多いようです。

 「免許外教科担任」や「臨時免許状」ではもちろん十分な指導体制ができませんので、改善されることが望まれますが、大学入学共通テストに導入されるのならば、やはり情報科専門の先生が正式に採用されることが期待されます。しかし、義務教育ほどではないにしても高校でも教員のなり手は多くないですし、そもそも生徒の数が減ってきているので、教員の採用もそれほど多くないですし、もちろん財政的にも厳しいですから、情報科専門の教員を採用するなど期待できませんから、やはりしばらく現状は変わらないのではないかと思われます。お金をかけずに、子どもたちに学べって、自力でなんとかしろってことなんですかね?😠

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