続・人間老いやすく、学成りがたし: 子どもが「学び」を実現できれば、その形式はどんなものでも良いのではないでしょうか。

2023/03/28

子どもが「学び」を実現できれば、その形式はどんなものでも良いのではないでしょうか。

  3月27日の朝日新聞デジタルに、「「学びを止めないで」 フリースクールは出席? 割れる校長の判断」という記事が出ていました。

 学校に足が向かない児童生徒が増えるなか、フリースクールに通ったり、自宅でオンライン学習をしたりと、学びの形が多様化していますが、それらを学校が「出席日数」とみなすかどうかは、各学校長の判断なのですが、岐阜県内の事例として、認める学校と認めない学校があり、ばらつきをなくそうという試みがなされているとのことです。これについては、岐阜県に限らず、他の地域でも似たような状況があると思います。

 ただ文科省は、こうした日数も、「指導要録」では出席扱いにできると通知していて、コロナ禍で普及した自宅でICT(情報通信技術)を使った学習も出席扱いにできるとしています。

 上記の話は義務教育の状況なのですが、一方で同日の朝日新聞デジタルに、「病気の高校生、収録授業で単位認定OK 「学校とのつながりは支え」」という記事が出ていて、高校の事例が出ています。

 高校について、文部科学省は、長く治療が必要な高校生が、リアルタイムでつなぐ同時双方向型の授業のみ認めてきたのですが、病院や自宅で「オンデマンド型」(録画など)の授業を見て学んだ場合、単位の認定ができるようにする方向で、この4月から制度を変更するとのことです。

 高校でのこの制度変更に関しては、「病気による」という特別な状況ではありますが、大変好ましいものです。

 この高校の事例と義務教育の事例とでは状況が異なりますが、そもそも子どもたちの「学び」を第一とするのならば、学校に来ていてもただ居るだけという状況があることを考えれば、学びが確認できるのならば、学校に来なくても出席と認めるということで良いのではないでしょうか。「学校ありき」の教育は、もはや時代遅れであり、行き詰っているのですから、どんなスタイルでも「学び」が実現できれば、それで良いのではないでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿