続・人間老いやすく、学成りがたし: 令和3年度全国学力・学習状況調査の結果の公表

2021/09/03

令和3年度全国学力・学習状況調査の結果の公表

  8月31日に、5月27日に実施した令和3年度全国学力・学習状況調査の結果が公表されています。

 新聞では、「昨年3月からの一斉休校の期間の長さが学力に与えた影響は見られなかった」などの言葉が出ていますが、無いわけないですよね。仮に影響が無いならば、学校の存在価値が無いということですし、結果の分析が現実の状況をふまえていない感じがしますね。

 対象が小6と中3なので、できる子にとってコロナによる休校は、自分なりの計画で勉強ができて、かえって良かったという状況だと思います。都市部ではこの部分に学習塾の勉強が入ったのではないかと思います。

 また、高学歴・高収入など社会的・経済的に有利な親は子どもの学習サポートを行い、そうでない家との格差が大きかったと思います。従来から言われている、親の学歴や収入によって子どもの学力や学習習慣に格差がある傾向が、今回改めてはっきり出ているように思います。おそらく、従来以上に子どもの学力差がついてしまっているのが現状だと思います。

 ただ、オンラインのおかけで、地方よりも都市の方が有利であるという状況は、やや縮まったのではないかと思われます。

 結局、やる子はやってより伸び、やらない子やできなかった子との差が開き、公立よりは私立の方がサポートが厚く、親がサポートできた子どもは問題が無かったというのが、現状ではないのでしょうか。まぁ、かなり以前から、学力格差は大きい状況ではあったのですが、改めてそれを感ぜざるを得ない状況であるということでしょう。本来ならば、というか、昭和感覚ですと大問題なのですが、平成という時代に揉まれた現代においては、見えない格差があることは実感として感じているので、納得してしまうのでしょうね。ただ、本当は今後に向けてなんとかしておかないといけないと思うのですが。でも、肝心の文科大臣のコメントが、これでは……。

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