続・人間老いやすく、学成りがたし: 「仁徳天皇百舌鳥耳原中陵(大山古墳) 第1堤」調査

2021/09/27

「仁徳天皇百舌鳥耳原中陵(大山古墳) 第1堤」調査

  今日9月27日に、「仁徳天皇百舌鳥耳原中陵(もずのみみはらのなかのみささぎ)(大山古墳)第1堤における事前調査(第2回)」についての発表がありました。10月5日から調査が開始され、12月上旬まで行われるとのことです。

 平成30年に行った調査は、前方部に近い南側に3か所トレンチを入れたものでしたが、今回は、陵墓の東側に3か所のトレンチを入れる計画のようです。前回の調査では円筒埴輪や石敷きが見つかっていますが、今回は多少位置が違うので、別のものが発見されるかもしれません。

 調査目的が、適切な保全のための遺構・遺物の残存状況の確認とされています。宮内庁は「陵墓は皇室の祖先の墓であり、静安と尊厳の保持が最も重要」と言って部外者の立ち入りを厳しく制限し、発掘調査などもほとんど行っていないのですが、あれだけ大きな古墳なのですから、もっとあちらこちらにトレンチを入れて確認しないと、どこかどうなっているか分からないですし、本当にちゃんと保全をするのならば、むしろきちんと調査をして対策を考えるべきだと思いますが。まぁ、規模を拡大して調査をするとなると、かなりの予算がかかりますし、それをもとにさらに保全整備のための工事を行うとなれば、さらにお金がかかりますから、あえて大規模な調査をせずに、小出しにしているのかもしれません。ただ、少なくともこの古墳に関しては一応世界文化遺産なわけで、エジプトのピラミッドほどではなくとも、多少なりとも、科学的な成果があった方が、より文化遺産としての価値が高まるのではと思ったりするのですが…。

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