続・人間老いやすく、学成りがたし: 12月 2022

2022/12/31

心の病で休職の公立校教員、過去最多。もう学校は限界に来ている?

 12月26日の朝日新聞デジタルで、「心の病で休職の公立校教員、最多5897人 若い世代ほど高い割合」という記事が出ており、文科省の調査により過去最多を更新したことがわかりました。

 5,000人を上回るのは5年連続1カ月以上病気休暇を取っている人を合わせると1万944人に上り、初めて1万人を超えるという、大変悲しい結果です。

 精神疾患による休職者と、1カ月以上病気休暇を取った人を合わせた数は、前年度から1,448人増えて1万944人、そのうち20代は2,794人で、この年代の在職者に占める割合は1.87%、30代は2859人で1.36%、40代は2437人で1.27%。50代以上は2854人で0.92%と比べると、「若手ほど心の病による休職者・休暇取得者の比率が高い」という結果です。どんな業界でもそうでしょうが、やはり若手はいろいろな仕事をやらされるわけで、もちろん学校も例外ではなく、業務量が多くなったり、イベントごとに駆り出されたりして、本来の業務である子どもたちに向き合う時間が無くなってしまうのでしょう。教育を志す人間にとって、子ども立ちと向き合うことが何よりも大事ですから、それが失われてしまうことは、何よりも耐え難いことであり、心を病んでしまうのでしょうね。

 ある意味、もう現状の学校は限界なんだと思います。学校がいろいろなことを抱えすぎてしまったためです。教員の多忙は、本来の教育以外の、本当に学校でやらなければならない業務なのかわからないことまで増えてしまった結果なのです。学校は「勉強をする場所」と設定しなおす時期に来ているのだと思います。教員に子どもたちをきっちり向き合う時間を与えるためにも、勉強以外のことは学校から外すべきです。教員のためだけではなく、子どもたちにとってもその方が良いのです。未来を担う子どもたちを育てることが、今後の日本にとって何よりも大切なことなのです。

2022/12/30

東大史料編纂所の デジタルギャラリーで、『日本中世気象災害史年表稿』が公開されています。

  東京大学史料編纂所の デジタルギャラリーで、藤木久志 編『日本中世気象災害史年表稿』(高志書院)CC BY 4.0で公開されています。

 この年表は、「10世紀初めから17世紀を少し越える時期にわたる、700年余りの日本中世社会の生活と環境に大きな影響もたらした、風損(大風)、水損(霖雨,洪水)、旱損(旱魃)、虫損(蝗害)、凶作、飢饉、疫病に関する、中世の史料情報14,000件余りを、ほぼ原文のまま年月日順に抄録したもの」です。気象災害に大きな関心が向けられるようになった今日において、大変重要かつ必読の資料です。

 また、史料編纂所では「編年史料(古代)編纂支援資源化データベース(MIDOH)」の利用が開始され、主として平安時代史料の編年史料集(大日本史料第1・2・3編、史料綜覧巻1・2・3、九世紀編年史料、自治体史編年史料など)の、史料本文データの登録が進められています。年月日及び綱文・書目・本文で検索ができ、版面画像またはそれに準ずるプリント形式画像の表示も行います。『静岡県史』資料編4のデータも登録されています。

2022/12/29

「我が国周辺の情勢」に関する特定秘密とは、一体どんなものなのか?

  今日12月29日の朝日新聞社説は「特定秘密漏洩 組織の体質が問われる」という、「安全保障に関する情報のうち、特に秘匿が必要だとして指定された「特定秘密」などを漏洩したとして、海上自衛隊の1等海佐が特定秘密保護法違反などの疑いで書類送検されるとともに、懲戒免職処分となった」ことについてのもので、何が特定秘密なのかわからない点などについて批判しています。

 今回漏洩されたという特定秘密が、「我が国周辺の情勢に関し収集した情報等」ということで、どんな内容で、どんな部分が特定秘密なのか、はっきりしないので、それが懲戒免職処分になるほどの重要案件なのか検証できないという意味で問題ですが、ただ16日に閣議決定された、国家安全保障戦略など安保関連3文書で、戦後日本の防衛政策が大きく転換することになったこととの関連で、なおさら問題でしょう。

 国家安全保障戦略(NSS)では、「我が国は戦後最も厳しく複雑な安全保障環境のただ中にある」と危機感を強調し、その上で中国は「これまでにない最大の戦略的な挑戦」、北朝鮮は「従前よりも一層重大かつ差し迫った脅威」とし、ロシアは「安全保障上の強い懸念」と位置づけているわけですが、これはまさに「我が国周辺の情勢」であり、これに関する特定秘密の可能性が想像できるのです。

 国防、外交の点において重要なポイントである可能性があり、もしそうだとすると、むしろ国民には細かい部分は知らせることができない内容ですが、ただ少数の人間だけで検討するだけでは、もし誤った判断をした場合でも、その場の空気でそれを改めることができないという可能性もあるので、社説にもあるように「特定秘密の運用をチェックするために衆参両院に設けられた「情報監視審査会」の機能強化」は必要なことでしょう。

2022/12/28

名城大学の「100円朝食」、良い試みですね。

 12月23日の朝日新聞デジタルに、「学生の朝習慣つくる「100円朝食」 長引くコロナ禍で新しい意義も」という記事が出ています。有料記事なので、全部読めませんが。

 名城大学天白キャンパス(名古屋市天白区)のカフェで、生活リズムを整えてもらうため朝食を提供する、パンとドリンクがセットで税込み100円の「100円朝食」をやっているということです。

 メニューも、ふだんは150円のベーコンエッグトーストと100円のドリンクのセット、ふだんは210円のチキンバーガーとドリンクのセットなど数種類あるようですが、今も昔も学生時代はどうしても朝寝坊で、朝食を取らないなんてことが多いと思いますが、100円だなんて、これ、良いですね。これを食べに大学に行くってのもありですよね。

 自分の30数年前の学生時代も、1限目があるときには、学食でどんぶり飯とみそ汁、大根おろしをセットにして、よく食べていました。これで確か200円くらいだったかなぁ。あの頃は自分史上一番食べていた時代なので、これを食べてもすぐにおなかが減った記憶がありますが、今の若者はパンとドリンクのセットで足りるのかなぁ。私なら、今でもベーコンエッグトーストとチキンバーガー、両方食べたい😓


 

2022/12/27

「静岡の湘南」かぁ…。

  12月25日の朝日新聞デジタルに、「合宿免許の若者よ、ぜひ静岡の湘南へ 牧之原の自動車学校が移住PR」という記事が出ています。

 牧之原市の「榛南自動車学校」の合宿免許に、毎年3千人の若者がやってきて、多くが関東圏や中京圏の大学や専門学校生だということ自体驚きでしたが、「ここはサーフィンが盛んで気候も温暖」の誘い文句で、地元企業の求人も案内しているとはいえ、移住に誘うっていうのも、ちょっとどうかなぁ😓

 榛南自動車学校の社長さん、65歳だから、湘南って憧れの場所なのだろうけど、そもそも今の若者にとって、湘南って憧れの場所なのかなぁ?

 12月24日にこのブログに投稿した「デジタル田園都市国家構想総合戦略案」がうまくいけば、牧之原市も多少は良いかもしれませんが、現状は車がなければどこにも行けず、電車に乗ろうと思えば近くは六合駅ですがそこまでも車で行かなければならないわけで、牧之原市から移動しなくとも、何でも用が足りれば良いですが、そういうわけにもいかないのが現状ですから。

 記事にもあるように、多くの若者のなかには、牧之原市に興味を持ってくれる人もいるようですので、何もしないよりはいいかもしれませんが、残念ながら出て行ってしまう人の方が多く、焼け石に水って感じ…。

 豊かさの指標が「物を消費する」ことに価値観を見出す世の中では、物が豊富にある大都市の魅力は、どうしても強いわけですから、この価値観が変化しないと根本的に問題は解決できないでしょう。最近の若者は、これまでよりも大量の消費ということを望まない人も多いようですので、地方が見直される可能性は、従来よりは高くなっているのではないかと思われますが。ただ浜岡原発が再稼働したら、また条件は変わってくるので、浜岡はこのまま廃炉にすることを期待します。

2022/12/26

「家康出世すごろくin IWATA」、解説のしおりがなかなか良い出来です。

  12月25日の中日新聞デジタル静岡版で、「出世すごろく楽しんで 磐田の図書館製作、HPで公開」という記事があったので、磐田市立図書館のHPで確認しました。

 磐田市内の徳川家康ゆかりの地や、逸話、伝説を盛り込んだもので、おそらく小学生向けに作られたものだと思うのですが、すごろくは20マスあって、逆に磐田市内だけでもこんなにあるのかと再確認した次第です。特に、「磐田市の伝わる徳川家康の伝説」の解説のしおりはなかなか良い出来で、「へぇ~、こんな話もあるんだ!」と、初めて知ったこともありました。

 この冬休みに、このすごろく、とっても良いですね。「どうする家康」で、このすごろくのネタがどのくらい出てくるかわかりませんが、大人の方も解説のしおりに目を通しておくと、大河ドラマを見る楽しみが増えるかもしれませんので、ぜひ一読してみてください。

2022/12/25

「浜岡原発は世界一危険な原発」だと、政府が止めたことを忘れるな‼

  12月23日の中日新聞デジタル静岡に、「浜岡原発再稼働に道 御前崎市民、拭えぬ不安」という記事が出ています。

 政府が原発の建て替えや運転期間延長を盛り込む基本方針を決定したが、浜岡原発は福島原発の事故以降、政府が「世界一危険な原発」であると判断して止めるよう、要請したことを忘れてはならない‼

 記事のなかに、「「メンテナンスや検査をすれば、長く使っても大丈夫という考えに不安が残る。今までの基準で使用を終えた方が良い」というコメントが出ているが、まさにその通りで、そもそも60年などという長期にわたり使用した実績が無いなかで、誰が大丈夫だと言い切れるのか。今の人間が大丈夫だと判断しても、将来的にどうなるのかは誰も分からない。大丈夫かもしれないが、大丈夫じゃないかもしれない。大丈夫じゃなかったら、誰が責任をとれるのか。「今は電力不足なのでしょうがない」という認識は間違っている。地球温暖化の問題と同じで、子や孫の明るい未来のために、今から行動しなければ。遅かったではすまされないのだ。

2022/12/24

「デジタル田園都市国家構想総合戦略について」が閣議決定!

 12月23日の閣議で、「デジタル田園都市国家構想総合戦略(まち・ひと・しごと創生総合戦略の変更)について」が決定されました。

 「デジタル田園都市国家構想総合戦略案」は、東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県)から地方への移住を年間1万人に増やし、デジタル化に取り組む自治体を全国で1500に増やすことなどを柱とした、2023年度~27年度の5年間で地方のデジタル化を重点的に進めて地方の子育てや雇用環境を向上させ、地域活性化につなげる計画となっています。

 例えば、「高速通信規格「5G」の人口カバー率を、20年度末の30%から30年度末に99・9%に引き上げ、光ファイバー回線もほぼ全世帯への普及を目指す」、「地方のデジタル化に対応できる人材も26年度までに230万人を育成し、お年寄りや障害者をサポートするデジタル推進委員も27年度までに5万人を確保す」、「5Gなどのデジタル基盤を活用して、ドローンや自動運転を使った新たなサービスの展開や、データを活用した農業や観光産業などの効率化を進める」、「25年度までにすべての小中学校で1人1台の端末を使えるようにする」などが打ち出されています。

 確かに、コロナ過を通じてオンラインが一気に広まり、私などもシンポジウムやセミナーなど、ほとんどオンラインで参加できるようになり、参加できるものが増えて大変勉強になっています。しかし、何でもデジタルになればうまくいくわけではないということは分かっているはずなのですが、どうも行政はデジタル化していきたいようなのです。

 この戦略案もデジタル化を整備する部分は進んでいくでしょうが、それにより人の移動が起こるということは別なのではないかと思うのですが。東京圏には仕事だけではなく、様々なものがあるからこそ人が集まるのであり、その何割かがデジタル化により地方でも同じようなメリットが享受できるようになったとしても、東京の魅力は変わらないわけですから、若者を中心に東京に行きたいと思う人の数は変わらないのではないかと思うのですが…。逆に地方の人間にとっては、都市のメリットのいくつかが実現できるようになるということは、うれしいことではありますが、果たして政府の思うようにいくでしょうか?

2022/12/23

「令和3年度子供の学習費調査」は、「年間収入が増加するにつれて学習費総額が多い傾向」です。

  「令和3年度子供の学習費調査」が公表されて、テレビや新聞のニュースで取り上げられていますが、「公立・私立問わず概してどの学校種においても、年間収入が増加するにつれて学習費総額が多い傾向」にあるという結果が出ています。

 また、「家庭内学習費」のうち「学習塾費」が高くなっており、私立小学校、公立・私立中学校、公立・私立高等学校(全日制)で、「40万円以上」というのがそれぞれ最も高くなっているという結果です。

 これだけ塾にお金がかかれば、学習費が高くなるのはもちろんですし、収入が多くなければ学習費にお金をかけられないですから、収入が増加するにつれて学習費総額が多くなる傾向になるのは当然の結果なわけです。この調査には出てきませんが、お金をかけた分だけ、学歴も高くなると思われますので、やはり親の収入と子の学力が関連するということは、ほぼ間違いないと思われます。特に近年は、大学などほぼ全入に近い状態にあるので、本人が望んでいて、家計もそれが可能な状況であれば、どこかに入れるという状況ですから、収入が影響する傾向がかつてよりも顕著になっているように思います。

2022/12/22

リニューアルした「国立国会図書館デジタルコレクション」、検索のヒット数がめちゃめちゃ多くなりました。

  「国立国会図書館デジタルコレクション」がリニューアルされましたね。Twitterでは、早くもいろいろな反応がありますが、好意的な反応が多いように見受けられます。

 まずなによりも、全文検索可能なデジタル化資料が増加しました。令和2年12月までにデジタルコレクションに登録された図書・雑誌などのデジタル化資料がテキスト化され、全文検索可能な資料が現行の5万点から約247万点に増加しています。キーワード検索をかけると、ヒットする数がものすごいです。

 プレスリリースによると、閲覧画面が改善され、書誌情報の表示位置を変更し、コンテンツの閲覧画面を大きくできるようになったり、デジタルコレクションから切り取った画像や手持ちの画像、またはウェブ上にある画像を使って、デジタルコレクションに収録されているインターネット公開(保護期間満了)の図書・古典籍の中から類似の図版(図、挿絵、写真等)を検索することが可能になったり、国立国会図書館オンライン、国立国会図書館サーチ、デジタルコレクションのいずれかのサイトでログインすれば、3つのサイト全てをログイン状態で利用できるシングルサインオンが可能になったりしています。

 とにかく検索可能件数が格段に多くなったことで、いろいろな資料がヒットするようになって、より良くなりました。

 また、『びぶろす』95号で、「調べ方を調べる」が特集になっています。「パスファインダー」のことや、「リサーチ・ナビ」のリニューアルなどが書かれていて、参考になります。

2022/12/21

「多様な専門性」って、答申にあるようなものだけじゃないと思うけど…。

  12月19日に開催された中央教育審議会で、「「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について~「新たな教師の学びの姿」の実現と、多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成~(答申)」が取りまとめられ、公表されました。

 現状認識を踏まえて、「4. 今後の改革の方向性」が示されていますが、これがいろいろな意味で個人的に突っ込みどころ満載で、何か言っておきたいので、少しコメントしておきます。

 「(1) 「新たな教師の学びの姿」の実現」のなかで、「高度な専門職である教師は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努める義務を負っており、学び続ける存在であることが社会からも期待されている。」とあるのですが、そもそも本当に社会からそのように期待されているのでしょうか。近年は「これって学校でやることなの?」と感じるような問題が学校に持ち込まれ、「子どもの成長のため」と言い聞かせて対応しているようなことがあったりするのですが、本当に「高度な専門職」として「学び続ける存在である」との社会認識が存在するのならば、このようなことはないのではないでしょうか。答申にあるように、「主体的に学び続ける教師の姿は、児童生徒にとっても重要なロールモデルである」」ということには同意しますが、それを期待するのならば、そのようなことができる時間的余裕が必要です。現在の学校現場では、教師が学ぼうと思う気持ちすら持てない学校が多々あるのです。

 「(2) 多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成」のところに、「③. 学校における働き方改革の推進」の話が出てきますが、そこに「教師でなければできないことに全力投球できる環境を整備することが必要である。」とあるのですが、その「教師でなければできないこと」って何なのか、そこを明確にしなければ、前述したように学校にいろいろな問題が持ち込まれ、教員の多忙化につながるわけです。教師は「学び」における「高度な専門職」であるはずですから、「教師でなければできないことに全力投球できる環境を整備する」ためには、「学び」以外のことを学校から外さないとダメです。

 「(3) 教職志望者の多様化や、教師のライフサイクルの変化を踏まえた育成と、安定的な確保」で、「大学での教員養成については、幅広い教養を学びつつ教師としての専門性を磨く、という意義があり、教職課程の修得の結果として授与される教員免許状には、教壇に立つ上で最低限の能力を公証するという性格がある。」とありますから、教師の本分は授与された免許状に書かれている教科を教えることであるということであり、それを踏まえるならば、上記の「教師でなければできないこと」、つまり教師がやるべきことは、各教科の授業だということです。

 以上を踏まえると、教師は「各教科を教える専門職」であるということが言えるわけですから、「第Ⅱ部 各論」のなかで述べられている教師の「「強みや専門性」とは、データ活用、STEAM教育、障害児発達支援、日本語指導、心理、福祉、社会教育、語学力やグローバル感覚なども含まれる。」という話をする前に、まずは自分の専門教科の専門性を高めることを優先すべきであり、それらを学ぶことが大切であるということを、強く言うことが一番大切なのではないでしょうか。現職教師も、教職を目指す学生も、そのことを強く認識すべきであり、社会全体に強く主張すべきです。おそらく専門教科の専門性を高めるような学びをしていけば、データ活用やSTEAM教育、日本語指導、社会教育、語学力やグローバル感覚なども学ぶことになるものと思われます。

 学校は「勉強するところ」、教師は「勉強を教える専門職」、社会全体がこれをもっとしっかりと認識するようにすべきです。

2022/12/20

米国国立公文書館で、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺に関連する1万3,173件の記録が公開されました。

  米国国立公文書館(NARA)で、1992年に制定された「JFK暗殺記録収集法」に則り、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺に関連する1万3,173件の記録を公開しました(NARAのプレスリリースはこちら)。

 この発表は、バイデン大統領による「Memorandum on Certifications Regarding Disclosure of Information in Certain Records Related to the Assassination of President John F. Kennedy」によるものです。

 1992年11月に国立公文書館によって設立された「ジョンF.ケネディ暗殺記録コレクション」は、約500万ページで構成されていて、1990年代後半からアクセス制限なしに公開されています。今回のリリースにより、コレクション内のレコードの97%以上が利用可能になりました。

 これだけの資料が収集され、公開されているとは、さすがにNARAですね。ケネディの暗殺については多くの人がいまだに関心を持っているので、この公開は望むべきものですが、それにしてもこれだけ多くの資料があるにもかかわらず、ケネディ暗殺の本当のところが良くわからないのは何故なんでしょう?まだ本当のことが明るみになるには、時間が早いということでしょうか。

2022/12/19

学校のコンピューター教室に高性能の端末を置く予算って、確保されるのでしょうか?

  今日12月19日の朝日新聞デジタルで、「学校コンピューター教室の廃止に「待った」 文科省が通知発出へ」という記事が出ています。有料記事なので、全部読めませんが。

 「GIGAスクール構想」などで1人に1台ずつ端末が配備され、通信環境も整備されて各教室で端末活用が可能になったため、コンピューター教室を機器の更新時期にあわせて廃止する方針を打ち出す自治体が出てきているなかで、各自の端末での学びを広げるにはコンピューター教室の充実が必要として、高性能の端末を置くなど発展的に更新することを促す通知を出すとのことなのですが、「各自の端末での学びを広げるにはコンピューター教室の充実が必要」という具体的な理由は何なのか、1人1台端末がある状態で、さらに高性能の端末を使って何をしろというのか、またその高性能の端末を1クラス分調達する予算はどこから出るのか、いろいろ疑問に思うことがあります。

 高校生くらいならば、1人1台端末よりも性能の良い端末を使って作業をすることもできるでしょうが、それでもすべての学校でやるとは思えませんし、小学校で高性能の端末を使いこなすことは厳しいのではないかと思うので、必要ないと思います。そもそも、教員がより高性能の端末を使って指導できないでしょう。文科省は何をしたいのか、詳細は今度明確になると思いますが、正直何を考えているのかって感じですね。

2022/12/18

伊豆半島が、ユネスコ世界ジオパークに再認定されました。

  2022年12月7日から9日にオンラインで開催された第7回ユネスコ世界ジオパーク・カウンシル12月セッションで、伊豆半島ジオパークが「再認定」の審議結果を受けて、2026年4月までユネスコ世界ジオパークとして活動をすることが認められました。

 今回ユネスコ世界ジオパークでは、伊豆の他に国内5か所が再認定審査を受けています。

糸魚川ユネスコ世界ジオパーク(再認定)

島原半島ユネスコ世界ジオパーク(再認定)

隠岐ユネスコ世界ジオパーク(再認定)

山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク(2 年間の条件付き再認定)

阿蘇ユネスコ世界ジオパーク(再認定)

 ユネスコの発表は、こちら

 伊豆半島ジオパーク推進協議会が、今年4月に美しい伊豆創造センターと組織統合していたんですね。ジオパークに再認定されたことにより、伊豆半島の観光の推進が、より図られることが期待されますね。

2022/12/17

茨城県で、公立中学校・高校の部活動の1日の活動時間に上限設定。

 今日12月17日の朝日新聞デジタルで、「部活動は平日2時間、朝練は大会直前だけ 茨城県、中高へ上限設定へ」という記事が出ています。

 茨城県で、公立中学校・高校の部活動の1日の活動時間を、平日は中高ともに2時間休日は中学で3時間、高校で4時間をそれぞれ「上限」とした方針が出されました。

 「高校の1週あたりの休養日は、中学と同じく平日1日、休日1日の計2日間、活動時間の厳守や休日の確保によって、出場大会数の抑制を促し休日の確保などが守られているかどうかは、学校外からも確認できるよう、活動実績をホームページで公表してもら」い、「休日に部活動指導にあたる教員を、中学では2025年度末に、高校では26年度末にゼロにするとの目標も掲げた」ということです。

 これを来年4月から実施するとのことなのですが、平日の部活動は16時くらいから始めるとすると18時くらいまでで、片付けなどをしても、19時ころには終わるってことですし、休日も高校で4時間なので、半日しか活動しないということになります。運動部が遠征する場合や、合宿などはどう考えるのか、この記事ではわかりませんが、ただかなり活動時間が減るのは間違いないように思われます。これが現場の教員はともかく、保護者にどう受け止められるのか、気になるところですが、現場の教員にとって良い方向になることを期待して、またこのような動きが他の都道府県に広まることを期待して、今後の動向を見ていきたいと思います。

2022/12/16

国立教育政策研究所教育図書館の「個人旧蔵資料」データベースに、「深川恒喜文書」の書誌データが追加されました。

  国立教育政策研究所教育図書館の「個人旧蔵資料」データベースに、八洲学園大学研究室で保管され、2022年9月に教育図書館に寄贈された「深川恒喜文書」の書誌データが追加されました。 

 深川恒喜は、文部省在任中、学校図書館法制定を担当し、戦後初期の学校図書館制度化に尽力した人物として有名な人物で、『学校図書館の⼿引』(1948年)、「学校図書館基準案」(1949年)の策定にあたり、1953年に学校図書館法が成⽴してからは、学校図書館設⽴のための国庫負担⾦事務、司書教諭講習会の準備と運営、学校図書館実験学校の指定、図書館教育のための実践や研究を支援しています。

 八洲学園大学研究室で保管されていた文書は、文部省在任期間中に作成・収集したメモ・文書類187点で、司書教諭養成講習会関係文書や、学校図書館の図書及び設備関係文書、『学校図書館運営の手びき』作成ノートなどがあります。

2022/12/15

「出征兵⼠の⾜どり ─新潟県⻑岡市から─」は、地域での戦争記録をアーカイブ化する良いお手本です。

  東京⼤学⼤学院情報学環の渡邉英徳研究室が、「出征兵⼠の⾜どり ─新潟県⻑岡市から─」デジタルアーカイブを公開しました。

 長岡市出身の出征兵士10名の足どりをデジタルマップ上で可視化するとともに、家族へのインタビュー記録を、ストーリーテリング形式で表現しています。

 このプロジェクトの素晴らしいところは、研究代表が修士2年の院生さんだということです。往々にしてこのようなプロジェクトの代表には大学の先生が多いのですが、実際に活動するのは学生なわけで、その学生が自ら「地域において、空襲などの象徴的な戦争体験以外の「地域の戦争の記憶」はどのように継承できるだろうか。」という問いをたてて、プロジェクトを進めていくという、本来の研究の基本の形で作成されていることです。

 また、地域の戦争の記憶の継承のモデルとなることを企図し、各地域において、誰もが地域の戦争の記憶の継承に携わることができるように、ノーコード(プログラミングなし)でデジタルアーカイブを制作可能なプラットフォーム・Arc GIS Onlineを利用しているところです。

 このデジタルアーカイブを手本として、各地域で戦争記憶のアーカイブ化が進んでいくことが期待されますね。

2022/12/14

東洋文庫所蔵の「菱川師宣絵本」が公開されています。

  東洋文庫が、「菱川師宣絵本」の画像を、Toyo Bunko Media Repositoryで公開しています。

 『岩崎文庫貴重書書誌解題Ⅹ』に収録された、東洋文庫所蔵の29点の「菱川師宣絵本」です。

 『大和絵づくし』や『浮世続』、『東海道分間繪圖』などを見ることができます。Toyo Bunko Media Repositoryは、動きも早く、操作も簡単なので、ストレスなく見ることができて、大変良いですよ。

2022/12/13

通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果(令和4年)について

 今日12月13日に、「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果(令和4年)について」の調査結果が公表されました。

 今日の朝日新聞デジタルでも、「公立小中の1学級に3人、発達障害の可能性 4割は授業の支援なし」という記事と、「「教員の専門性も人数も圧倒的に不足」発達障害の傾向ある子の支援」という2つの記事で紹介されています。

 医師による発達障害の診断は行われていないまでも、教員が「知的発達に遅れはないものの学習面または行動面で著しい困難を示す」と判断する小中学生の割合は8.8%(男子12.1%、女子5.4%)、35人学級であれば1クラスあたり3人程度いることになります。また、高校生は2.2%となっています。

 このこと自体は問題なのですが、ただこれって、子どもにレッテルを張ってしまうことになりはしないか、気になります。というか、こういう調査をすれば、改めて問題のある子どもを再認識することになるわけですから、これ以降、その子をそういう目で見てしまうことになる可能性は高いわけです。しかし、だからといって、何か特別な対処ができるのかというと、そうでもないわけで、結局きちんと医師の診断がない状態で、教員がレッテルを張ることになるわけで、まぁ、文科省はそんなふうにはとらえてないのでしょうけど、ちょっとやな感じがします。

2022/12/12

デジタル庁が、「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」ベータ版を公開しています。

 デジタル庁が、ウェブアクセシビリティに初めて取り組む行政官や事業者向けに、ウェブアクセシビリティの考え方、取り組み方のポイントを解説する「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」ベータ版を公開しています。

 申請・手続等のデジタルサービスの重要性が増す中で、最新の技術動向を踏まえた、初心者が学習できる行政機関向けの研修資料が不足しているとの認識から作成されたガイドブックです。確かに参考になります。

 ただ、これ、デジタル庁のTwitterで知らされているのですが(そもそも何故Twitter?)、このガイドブック自体は、デジタル庁のホームページの「資料」というところにあるのですが、それ自体がわかりにくいですし、デジタル庁のホームページ自体があまり見やすくなく、「ウェブアクセシビリティの考え方、取り組み方のポイントを解説するガイドブック」を出しているところが、ウェブアクセシビリティの改善が出来ていないような気がするのですが…。

2022/12/11

200万年前のグリーンランドには、豊かな生態系があった⁉

  今日12月11日の朝日新聞デジタルに、「200万年前の極地に豊かな生態系 「最古」のDNA分析で明らかに」という記事が出ています。有料記事なので、全部読めませんが、ネタ元は『Nature』なので、そちらから詳細を読むことができます。

 『Nature』2022年12月8日号のCover Storyとして出ている「失われた世界:太古の環境DNAが明らかにした200万年前のグリーンランドの生態系の性質」という文章が、もと論文ですね。

 北極に近いグリーンランド北部の、泥や石英からなる約200万年前の地層から、堆積物サンプルを採取し、当時の生物のDNAを抽出し、そこからポプラ、シラカバ、ツガなど100種類以上の植物のDNA片が確認され、中には現代のグリーンランドの気温では自生しないものも含まれ、動物では、ガンやウサギ、ネズミ、トナカイ、カブトガニの仲間や、氷河期で絶滅したとされるゾウの仲間「マストドン」のものも見つかったということです。

 こうした証拠から、現在は極砂漠となっているグリーンランドのこの地域が、現代より11~17°C温暖であったことが裏付けられたということです。また、これまでは永久凍土で見つかった約100万年前マンモスが最古のDNA情報でしたが、今回はさらに古い約200万年前のDNA情報が得られたということも大きな成果です。

 上記のリンク先には、Full Textへのリンクもありますので、詳細を知りたい方は、ご一読ください。

2022/12/10

天浜線で、「ラッピング列車 どうする家康号」が運行されます。

  天浜線で、来年の大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせて、「ラッピング列車 どうする家康号」が運行されることになり、2023年1月7日に出発式が行われます。

 出発式は、14:00から車両基地内で行う式典から始まり、「どうする家康号」が扇形車庫から出庫し、転車台へ移動してくるようです。ただし、ここでの一般見学者は限定150名とされています。

 14:55に 「どうする家康号」が2番線に入線してくるので、この時はホーム等での一般見学が可能となります。15:10に臨時列車として西鹿島駅に向け出発し、15:20に折り返し天竜二俣駅着ということですが、基本的にはマスコミ及び関係者の希望者が乗車するようで、一般客は限定20名となっています。

 車両基地内で行う式典や臨時列車への乗車は限定になっているということは、募集のお知らせが出るってことでしょうか?

 なお、12月3日から天竜二俣駅売店および通信販売で、『エヴァンゲリオンコラボ商品』が発売されています。アクリルキーホルダーやアクリルスタンド、エヴァンゲリオン「Nゲージ」などがあります。

2022/12/09

ナスカの地上絵って、めちゃめちゃたくさんあるんですね。

  12月8日の朝日新聞デジタルに、「ナスカの地上絵、一挙168点確認 山形大学の研究で見えてきた目的」という記事が出ています。有料記事なので、全部は見れませんが。

 2019年6月~20年2月の現地調査などで新たに168点の地上絵が発見され、計358点となったということです。「大きい絵は全長50メートル以上だったが、10メートル以下の小さいものが多かった」とのことですが、めちゃめちゃたくさんあるじゃないですか!

 紀元前100~紀元300年ごろに描かれたと考えられているわけですが、どうやって作ったのか、不思議ですねぇ。おまけにこんなにたくさん作って、何が目的なんですかねぇ。作り方や目的がはっきりしちゃうと、それはそれでおもしろくなくなってしまうというものですが、でも、気になりますよねぇ。

2022/12/08

峯ケ塚古墳から、最大級の「石見型木製品」が発見!

 今日12月8日の朝日新聞デジタルで、「長さ3m超、日本最大の「木製はにわ」出土 世界遺産の峯ケ塚古墳」という記事が出ています。有料記事なので、全部は読めませんが。

 峯ケ塚古墳は、世界遺産の百舌鳥・古市古墳群の一つで、5世紀末ごろの前方後円墳で、墳丘長96メートル、後円部直径56メートルあります。墳丘の周囲には、南側を除き二重の周濠があり、今回出土した「石見型木製品」は、北側の周濠から出土したとのことです。また、「石見型」と呼ばれるのは、奈良県三宅町の石見遺跡で最初に出土したためで、先端がY字型になっている木製品です。今回出土したものは、現存高3.52メートルで、今まで出土したもののなかでは最大のものです。

 今回のものは欠損していたりするので、全体像が分かりにくいですが、福岡県糸島市の釜塚古墳で発見された「石見型木製品」は全体が良くわかるもので、糸島市がイメージ映像を作成しているので、参考までにリンクを貼っておきます。

2022/12/07

「鎌倉街道」のガイドブック、欲しいです!

  12月6日の中日新聞デジタル静岡で、「「鎌倉街道」踏破 愛知・一宮の河合さんが史跡ガイド出版」という記事が出ています。

 「鎌倉街道」を踏破したとは、すごいですね。記事にもあるように、「遺構や資料が少なく「幻の街道」とされている」わけで、静岡県内でも場所場所ではなんとなくわかってるんだけど、記事に「自然の地形を利用し造られたため、河川の流路変更によりルートに多少の変遷がある」とあるように、ずーっと追いかけていくと、途中で分からなくなるんですよ。

 実際、現代と当時とでは地形が変わっているので、全く同じ道をなぞることは無理ですし、時代によってルートが変わっているはずですし、海道記、東関紀行、十六夜日記の著者が通ったと推定されるルートも微妙に違っていて、場所によってはルートが1つではなく、2つか3つに分かれていると考えられる場所もあります。

 勉強になるので、このガイドブック、欲しいなぁ😆

2022/12/06

令和5年度大学入学共通テストの志願者数等が出ました。

  大学入試センターから、来年1月に行う大学入学共通テストの出願者数が発表されました。

 志願者数は 512,581 人(対前年度比 17,786 人減) で、現役志願率は 45.1%(対前年度比±0 ポイント) ということです。

 全体の志願者数は前年度よりも減りましたが、現役志願率は減っていませんし、45%も受験するんだなぁって。おそらく実際に受験に共通テストが必要な学生はこの数字よりもだいぶ少ないはずなのですが、自称進学校だと受けさせられるというところも、まだあるでしょうから、こんな数字になるんでしょうけど。

 利用大学・専門職大学・短期大学総数も 870 大学で過去最多なんですけど、近年は総合型選抜とかのいわゆる推薦型入試で学生を確保する学校も多いので、共通テストをやるのは、受験生が受験できる機会を増やすためのところもあるんだと思います。

 地歴、公民のテストをやるのが年中行事になっている私としては、来年はどんな問題が出るのかなぁっていうことが一番の関心事ですが。

2022/12/05

来年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」に合わせて、今度は静鉄リテイリングが御膳を販売。

  今日12月5日の朝日新聞デジタル静岡で、「家康と瀬名が好んだ味…のはず 静岡のSAで2人イメージした新御膳」という記事が出ています。

 小和田哲男先生の助言を受けながら考えたという今回の御膳は、「家康膳」、「瀬名姫膳」、「殿御膳」の3種類です。

 「家康膳」(税込み1,650円)は、タイの天ぷらや、好物とされるナスを使った揚げびたし、ジネンジョなど12の器が用意され、茶わん蒸しには、織田信長が本能寺の変の直前に家康を安土城でもてなした際にも用いられたという藤枝名産のシイタケが使われているとのことです。藤枝のシイタケって、そんな昔から有名だったなんて、初めて知りました。さすが小和田生の助言を受けただけのことはあります。

 「瀬名姫膳」(税込み1,430円)は、瀬名が「駿河御前」といわれるなど駿河にゆかりがあることから、桜エビやシラスなど静岡にちなんだ食材を使い、9マスの膳に盛りつけたもので、「家康膳」と「瀬名姫膳」の両方で出されるみそ汁には、家康が生まれた愛知・岡崎の八丁みそを使っているとのことです。

 「殿御膳」(税込み1,380円)は、家康ゆかりの梅ケ島金山にちなんだきなこを練り込んだ「金な粉そば」や、家康が三河から駿府に伝えたとされる混ぜずしなどが用意されているってことは、これは家康の御膳ってことなんですね。

 「家康膳」と「瀬名姫膳」は玉露の里(藤枝市)と東名牧之原SA上り店(牧之原市)で、「殿御膳」は「日本平ロープウェイ売店 門前の恵みたいらぎ」(静岡市清水区)で、2024年3月末まで食べられるそうです。

2022/12/04

栃木県大田原市の国指定史跡「上侍塚古墳」で、水戸黄門以来の330年ぶりの調査!

  今日12月4日の朝日新聞デジタルで、「水戸黄門が調査した古墳、330年ぶりに発掘へ 栃木県大田原市」という記事が出ています。

 栃木県大田原市にある国指定史跡「上侍塚古墳」は、近くにある下侍塚古墳と合わせて、史跡「侍塚古墳」として国の史跡に指定されていて、栃木県北東部、那珂川右岸の段丘上に築造された前方後方墳です。前方後方墳とは、よく知られた前方後円墳は前が方墳(四角)で後ろが円墳(丸)ですが、前方後方墳は前方後円墳の後ろ部分も方墳(四角)な古墳です。

 上侍塚古墳は元禄5年(1692年)に、下侍塚古墳とともに徳川光圀(水戸黄門)の命で日本で最初の学術的発掘調査が行われた古墳なので、「いにしえのとちぎ発見どき土器わく湧くプロジェクト」として2021年度から開始された調査が330年ぶりということなわけです。

 上侍塚古墳は、全長114.0メートルあり、栃木県内の前方後方墳では、足利市の藤本観音山(ふじもとかんのんやま)古墳に次いで第2位の大きさなんだそうです。

 これ、純粋な学術発掘のようですね。自治体って基本この手のことにはお金は出さないのですが、「栃木県文化財保存活用大綱」の重点項目の一つとして、重要な遺跡の調査研究と活用を掲げていることから、取り組まれることになったようです。おそらく、今後いろいろな成果が出るはずですので、新聞でも追加の報道があるのではないかと期待しています。

2022/12/03

カフェインで、「爆発的な加速力」が実証されました。

  今日12月3日の朝日新聞デジタルで、「カフェインで「爆発的加速」? 100メートル走の実験で効果を検証」という記事が出ています。有料記事なので、全部は読めませんが。

 立命館大学などの研究チームが、体重1キログラムあたり6ミリグラムのカフェイン(コーヒー3~4杯分に相当)を飲んで、血中濃度が高まるタイミングで100メートルを走った結果、特に「スタート直後の爆発的な加速力」を高め、0・1秒以上もタイムが向上したとのことです。

 これはすごいですね。もともと、カフェインを摂取することで、持久力や筋力などを一時的に高める効果があることが知られていましたが、実際の100メートル走で効果があるんですね。でも、これってドーピングになっちゃうんでしょうか?

2022/12/02

静鉄、遠鉄、名鉄で家康のお菓子が、販売されました!

  今日12月2日の朝日新聞デジタル静岡で、「「家康」のせんべいや餅、大河ドラマゆかりの地で 鉄道3社が発売」という記事が出ています。

 来年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」に合わせて、徳川家康にゆかりのある地域の静岡鉄道(静岡市)と遠州鉄道(浜松市)、名古屋鉄道(名古屋市)の3社が、家康にちなんだ土産用の菓子を共同で作り、販売を始めたとのことで、遠鉄と名鉄にはお知らせが出ていました(リンクは遠鉄のお知らせ)。

 「天下統一 出世重ね餅」と「きなこ煎餅」の2種類で、11月25日から発売されています。「重ね餅」は岡崎の八丁みそ、浜松名産のミカン、駿河(静岡)にちなんだ抹茶あずきの3種類の味のお餅が10個ずつ入って900円(税込み)、「きなこ煎餅」は、献上されたきなこ餅(安倍川餅)を家康がかなり喜んだというエピソードにちなみ、、徳川家康の幼少期の竹千代公(岡崎)、青年期の家康公(浜松)、大御所期の家康公(静岡)をイメージしたパッケージデザインで、50グラム入りで400円(税込み)です。

 また、「東海軒」(静岡市)も大河ドラマにちなみ、駅弁「家康公の駿河御膳」を売り出したとのことですが、こちらは今日の中日新聞デジタル静岡版にも「見て食べて味わう「家康」 東海軒、大河前に新作弁当」として紹介されています。1日当たり20~30個の限定販売で、1個2千円(税込み)と、いいお値段ですが、家康が好物だったと伝わるナスを使ったはさみ揚げやナスみそ、タイの切り身、桜エビのつくだ煮や黒はんぺんの磯辺揚げ、鶏のひき肉が入った卵焼きなど、けっこういろいろ入っていますし、今後の発展を願う「未完成」を意味するとされる葵の御紋が逆さになった「逆さ葵」を模した海苔が入っていて、食べる際に自分でこれを載せて、弁当を完成させるという、ちょとした演出もあって、こちらもいい感じですね。

2022/12/01

原発建て替えって、なんてバカなことを言っているんでしょう⁉

  今日12月1日の朝日新聞社説は、「原発建て替え 山積する疑問に答えよ」ですが、まさに社説で言っている通り、いろいろな問題にほとんど答えずに、「建て替え」て、原発に依存するってわけですね。

 このようなことを言い出した岸田政権は、もうダメですね。まぁ、代わりになるような人が、すぐにいるわけではないですが、閣僚の問題もいろいろありますし、原発の件についてこのようなことを言い出した人には、やめてもらうしかないですね。国民はこの問題にはしっかりと反応しないとダメですね。