続・人間老いやすく、学成りがたし: 栃木県大田原市の国指定史跡「上侍塚古墳」で、水戸黄門以来の330年ぶりの調査!

2022/12/04

栃木県大田原市の国指定史跡「上侍塚古墳」で、水戸黄門以来の330年ぶりの調査!

  今日12月4日の朝日新聞デジタルで、「水戸黄門が調査した古墳、330年ぶりに発掘へ 栃木県大田原市」という記事が出ています。

 栃木県大田原市にある国指定史跡「上侍塚古墳」は、近くにある下侍塚古墳と合わせて、史跡「侍塚古墳」として国の史跡に指定されていて、栃木県北東部、那珂川右岸の段丘上に築造された前方後方墳です。前方後方墳とは、よく知られた前方後円墳は前が方墳(四角)で後ろが円墳(丸)ですが、前方後方墳は前方後円墳の後ろ部分も方墳(四角)な古墳です。

 上侍塚古墳は元禄5年(1692年)に、下侍塚古墳とともに徳川光圀(水戸黄門)の命で日本で最初の学術的発掘調査が行われた古墳なので、「いにしえのとちぎ発見どき土器わく湧くプロジェクト」として2021年度から開始された調査が330年ぶりということなわけです。

 上侍塚古墳は、全長114.0メートルあり、栃木県内の前方後方墳では、足利市の藤本観音山(ふじもとかんのんやま)古墳に次いで第2位の大きさなんだそうです。

 これ、純粋な学術発掘のようですね。自治体って基本この手のことにはお金は出さないのですが、「栃木県文化財保存活用大綱」の重点項目の一つとして、重要な遺跡の調査研究と活用を掲げていることから、取り組まれることになったようです。おそらく、今後いろいろな成果が出るはずですので、新聞でも追加の報道があるのではないかと期待しています。

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