続・人間老いやすく、学成りがたし: 「出征兵⼠の⾜どり ─新潟県⻑岡市から─」は、地域での戦争記録をアーカイブ化する良いお手本です。

2022/12/15

「出征兵⼠の⾜どり ─新潟県⻑岡市から─」は、地域での戦争記録をアーカイブ化する良いお手本です。

  東京⼤学⼤学院情報学環の渡邉英徳研究室が、「出征兵⼠の⾜どり ─新潟県⻑岡市から─」デジタルアーカイブを公開しました。

 長岡市出身の出征兵士10名の足どりをデジタルマップ上で可視化するとともに、家族へのインタビュー記録を、ストーリーテリング形式で表現しています。

 このプロジェクトの素晴らしいところは、研究代表が修士2年の院生さんだということです。往々にしてこのようなプロジェクトの代表には大学の先生が多いのですが、実際に活動するのは学生なわけで、その学生が自ら「地域において、空襲などの象徴的な戦争体験以外の「地域の戦争の記憶」はどのように継承できるだろうか。」という問いをたてて、プロジェクトを進めていくという、本来の研究の基本の形で作成されていることです。

 また、地域の戦争の記憶の継承のモデルとなることを企図し、各地域において、誰もが地域の戦争の記憶の継承に携わることができるように、ノーコード(プログラミングなし)でデジタルアーカイブを制作可能なプラットフォーム・Arc GIS Onlineを利用しているところです。

 このデジタルアーカイブを手本として、各地域で戦争記憶のアーカイブ化が進んでいくことが期待されますね。

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