国立国会図書館が、「フロッピーディスクの長期保存対策に関する調査報告書」を公開してます。なお、上記リンクには「FD保存に関する海外機関の取組」と「FDのマイグレーション手順書」が付録としてついています。
今さらフロッピーディスク?と思ったのですが、上記報告書を見ると、納本制度により国内で発行された出版物を広く収集している国会図書館には、納本されたパッケージ系電子出版物の中には、1万点以上のフロッピーディスク(以下FD)があるとのことで、保存対策に関する調査・研究が行われてきたということで、その成果をまとめたものが今回の報告書です。
FDなんて、もはやほとんど見ないですし、保存メディアとして使っている人は皆無に等しいと思いますが、報告書ではFDの基礎知識として、構造や保存方式、保存対策などが講じられ、FDのマイグレーション手法が説明されています。また原資料であるFD自体もできる限り保存するように措置を講じる必要があるとしています。一般では保存メディアとしての存在価値は終わっているとはいえ、歴史的資料としてFD自体も保存する必要があるというのはその通りではありますが、FD自体が物理的に弱いものなので、それを保存するのはなかなか大変だと思いますし、そのようなことは大きな組織に任せれば良いでしょう。
私自身は20年以上も前に、その時点でも既にFDが読める環境が身の回りにほとんどなく、特定のソフトで作ったデータも普通では読み込めなくなっていたので、FDは廃棄しました。まぁ、個人で作ったデータですから、大したものもないですし。私と同じような方も多いのではないかと思うので、この報告書が大活躍することも多くないでしょうが、公文書館や図書館では使える組織もあるかもしれません。
FDのことを記したこの報告書は、近いうちに貴重なことをまとめてある報告書とされるかもしれませんね。
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