第1回は「寝ずに宿題する子どもたち 動画編集に理科の考察…「探究型」が重い」という記事ですが、確かに「探究型」は、やれば良いというわけではないので、かなり時間と手間がかかるでしょう。特に動画作成の場合、凝り始めるときりがないでしょうから、大変でしょうね。
ただ、問題は、この手の宿題を教員がきちんと評価できているのか、ということではないでしょうか。そもそも、教員ですら、動画などつくったことがないという人もいるでしょうし、仮に作ったことがあったとしても、その出来栄えを評価できるほどわかっていないとか、基準を持ち合わせていないとかがあるような気がします。
生徒の側も、どの程度やれば、どのような評価を得られるかという明確な基準が見えないまま作業をすることになるので、どこまで作りこめば良いのかと悩むことでしょう。
この手の宿題をある程度きちんと評価できるのは、各教科としての評価以外の視点を持ち合わせていないと、けっこう難しいと思います。例えば、動画の構成、映像表現(見せ方)、音楽などの要素を理解できないと評価しにくいと思います。その意味では、吹奏楽部や演劇部、美術部の顧問の先生で、自分自身がそれらを経験している先生ならば、それなりの基準で評価できるのではないかと思います。
逆に言うと、それ以外の先生方では、よほど能力のある方でないと、やらせて終わりになってしまう可能性があるような気がします。その意味では、第2回連載の「その宿題、意味ありますか? 心理学者が問う「質」と親世代との違い」は、宿題を出す側としては、痛い指摘でしょうが、すべてがそうとは言いませんが、一部にこの記事のようなことが現実としてあるのではないかと思います。
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