続・人間老いやすく、学成りがたし: 公立中学の部活の「地域移行」、高校でも検討して、受け止め方を考えなければならない時期に入っているのではないでしょうか。

2023/05/04

公立中学の部活の「地域移行」、高校でも検討して、受け止め方を考えなければならない時期に入っているのではないでしょうか。

 この連休中、高校の部活では大会などが行われていると思いますが、この時期中学校の部活は何をしているのでしょうか?中体連は夏にあると思うので、この時期は普通に練習で、連休中も多少は練習をするのかな?

 5月1日の朝日新聞デジタル静岡版に、「部活の地域移行、新たな形手探り 地元で活動続けたい子どものために」という記事が出ています。今年度から段階的に始まる公立中学の部活の「地域移行」について、静岡市の「シズカツ」と、掛川市の「掛川未来創造部Palette(パレット)」に関しての記事です。

 静岡市の「シズカツ」は、「種目や地域の状況に応じて市教委が近隣校のグループ(エリア制)を指定し、拠点校を中心に活動するというもので、このチームで中体連の大会にも参加することを想定」し、「主に休日に住民らによる専門的な「地域指導員」を確保することで、充実した指導を受けられる環境を整えようとしている」もので、「26年度から「シズカツ」の市内での全面的な実施を目指す」とのことですが、「部員数について、20年時点で351部中81部が10人以下と大会参加など多様な活動が難しくなっている」ことからも、このようにしていかないと活動がままならないようになってきているので、必要な動きです。

 「掛川未来創造部Palette」は、現在はNPO法人「日本地域部活動文化部推進本部(POCCA、ポッカ)」が運営していて、市内の五つの中学から中学2、3年の21人が集まり、ダンスやアート、声劇、ITなどの活動に取り組み、週2回、2時間程度集まり、外部の指導者からオンラインなどで指導を受けることもあるというもので、「シズカツ」に比べれば、部活というよりは、地域のクラブというイメージですが、掛川市も26年度までに、市立中学校の部活動の全面的な運営を、新たに設ける地域の団体に移行し、休日だけでなく平日の部活動も学校から切り離す方針とのことです。

 シズカツは学校を中心に活動する動きなので、移行しやすいのではないかと思いますが、地域指導員の確保が非常に重要なポイントです。一方掛川市の方は、Paletteのような地域団体の存在が必須で、どの程度地域団体ができるかが重要なカギとなるわけです。

 これら、どちらもそれぞれの地域が活動の中心となるのですが、これが高校に行くとまた状況が変わってくるわけですが、せっかく地域を中心とした活動を育てても、高校へ行ったらまた学校単位での部活ということになれば、中学校3年間のためだけの地域団体などの活動が低迷してしまうことになりはしないか、などど思うので、高校の部活も地域へ移行することを、真剣に検討する必要があるのではないでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿