続・人間老いやすく、学成りがたし: 博物館は学びの場としてだけでなく、市民の交流やにぎわいの場、楽しむ場でありたいですね。

2023/05/06

博物館は学びの場としてだけでなく、市民の交流やにぎわいの場、楽しむ場でありたいですね。

 5月3日の朝日新聞デジタルで、「国宝・重文のラベルより自分の引き出しで 博物館長が語る楽しみ方」という記事が出ています。

 九州国立博物館長による博物館の楽しみ方のレクチャーで、要約すると、いろいろなものをしっかり見て、引き出しをたくさん作って比較ができるようになると、博物館を楽しめるようになるというお話です。確かにたくさんのものを見て知っていることは大事で、特に良いものを多く見ておくというのが大切です。

 自分で楽しめるようになるというこの方法は王道だと思いますが、一方で博物館自体が楽しい場所になるというのもありだと思います。同じ5月3日の朝日新聞デジタルに、「すべり台やクライミングも 来館者伸ばす歴史博物館 福岡県大野城市」という、「市民ミュージアム 大野城心のふるさと館」の事例が紹介されています。

 記事に出てくる7mのクライミングウォールは、大野城跡の「百間石垣」の一部を原寸大で再現し、その高さを楽しみながら体感できるものですが、これのために来館する人も少なくないとのことですが、「とにかく1回来てもらうこと。リピーターも大切だが、新規開拓しないと博物館は先細りになるだけ。ふつうの人がおもしろいと思うことをやって、すそ野を広げないと」との館長さんのコメントは、まさにその通りだと思います。楽しければ、人は来ます。人が来ないと始まらないわけですから、とにかく来てもらえるように、博物館側がいろいろやってみるという姿勢は非常に素晴らしいことで、特に遊びの要素を取り入れたことは、着眼点が良いと思います。遊びながらいろいろなことを覚えて、それが学びにつながる、小さなころはそうやっていろいろなことを身に付けたはずです。それを考えれば、遊びの中に学びが潜んでいるように工夫するというのは、良いやりかたなのではないかと思います。学校の教育も一緒ですね。見習おうと思います😅

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