今秋、滋賀県が「令和の大調査」をスタートし、焼け落ちた天主の初の発掘調査に着手するということです。事業計画は、令和5年度をスタートに、短期5年・中期10年・長期20年を設定し、優先順位を設けて順次事業を実施するとのことです(『特別史跡安土城跡整備基本計画』はこちら)。
安土城は、「当時の技術や文化の集大成とされ、近世城郭の起源とも言われる。しかし、完成からわずか3年の1582年、天主などが焼失した。史料はほとんど残されず、城の実像は謎のまま」であり、「天主があったとされるところは山頂にあり、石垣に囲まれた約28メートル四方に計101個の礎石が整然と並ぶ。その中央には穴があり、天主を支えた心柱があった可能性もあるが、過去の調査で掘り起こされているため、確認できない」という状況でした。焼け落ちた際に天主は北方向に倒れたと推定されるため、「今回の調査では、天主台の東側から北側にかけ、約300平方メートルを調査する」とのことです。
今回の調査で天主の遺物が見つかる可能性があり、天主の構造の解明が進むことが期待されています。また、令和8年の安土城築城450年祭では、デジタルによる安土城見える化が公開される予定です。ぜひ、安土城の天主をデジタルで見たい‼
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