続・人間老いやすく、学成りがたし: ユネスコ「世界の記憶」に、「智証大師円珍関係文書典籍ー日本・中国の文化交流史ー」の登録が決定しました。

2023/05/26

ユネスコ「世界の記憶」に、「智証大師円珍関係文書典籍ー日本・中国の文化交流史ー」の登録が決定しました。

  5月25日の文科省の新着情報に、「「智証大師円珍関係文書典籍ー日本・中国の文化交流史ー」のユネスコ「世界の記憶」登録決定について」という記事が出ています。

 ユネスコ「世界の記憶」とは、世界的に重要な記録物への認識を高め、保存やアクセスを促進することを目的とし、人類史において特に重要な記録物を国際的に登録する制度として 1995 年より実施されたものです。日本では今回以外にも、2013 年6月に「御堂関白記」「慶長遣欧使節関係資料」、2015 年 10 月に「舞鶴への生還 1945-1956:シベリア抑留等日本人の本国への引き揚げの記録」「東寺百合文書」などが国際登録されています。

 円珍は、天台宗の密教(台密)の発展に寄与した人物として有名であり、園城寺三井寺を中心に寺門派を形成しています。今回登録された史料群は、円珍が唐に留学した時の史料で、日本と中国の文化交流の歴史や、当時の唐の法制度・交通制度を知ることができるほか、円珍が唐から持ち帰った唐代の通行許可書の原本が含まれるなどする、三井寺と東京国立博物館が所蔵する国宝56件です。

 なお、現在、三井寺文化財収蔵庫で「智証大師円珍関係文書典籍」の一部が公開されています。

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