続・人間老いやすく、学成りがたし: 国立国会図書館「令和2年度利用者サービスアンケート結果」

2021/08/30

国立国会図書館「令和2年度利用者サービスアンケート結果」

  8月18日に、NDLが2020年度に実施した、NDLのサービス利用者に対するアンケート結果を公表しています。

 有効回答数2,434件で、回答者属性で50代が23%、40代が20%、20代が19%なんですが、40代、50代合わせて43%って、何でこんなに中年層が多いんでしょう?単にアンケートに答えてくれたのがこの年代なのか、NDLの利用者の多いのがこの年代なのか、ちょっとわかりませんけどね。

 納本制度の認知率が75%って、これも多いのか、少ないのかよくわかりませんけど、4人のうち3人が知っていると考えれば、結構多いってことでしょうか。

 利用するサービスは、国立国会図書館ホームページ95%国立国会図書館オンライン95%国立国会図書館サーチ84%で、「国立国会図書館デジタルコレクション及び図書館向けデジタル化資料送信サービスは、利用期間が長くなるにつれて利用率が上がる傾向が見られた。」となっています。最初の3つは当然と言えば当然ですが、デジタルコレクションや図書館向けデジタル化資料送信サービスは、ある程度国会図書館の利用頻度が高い人が使っているということのようですが、まぁこれも納得ですかね。

 「利用者全体の満足度と比較した場合、出版・報道関係者はほぼ全てのサービスについて満足度が低く、図書館員及び学生・大学院生はほぼ全てのサービスについて満足度が高い傾向が見られた。」とありますが、特に図書館員や学生・大学院生は自分の所属する図書館を利用したうえで、国会図書館を利用することが多いのではないかと思うので、自館との比較において満足度が高いのではないかと考えます。出版・報道関係者は、特に報道関係者は私も時々問い合わせに答えることがあるのですが、そもそも何を知りたいのか、質問が絞り込めていないことが結構多いので、それを考えれば利用の仕方がうまくなくて、自分が調べたかったことが分からなかったというパターンが結構あるのではないかと思ったりします。

 改善要望率は、遠隔複写サービスの複写製品の受取までにかかる日数が50%、国立国会図書館ホームページの必要な情報の探しやすさが47%、国立国会図書館デジタルコレクションのデータ量の充実度が47%で、「遠隔複写サービスの複写製品の受取までにかかる日数と、国立国会図書館デジタルコレクションのデータ量の充実度に係る改善要望率は、令和元年度に比べ大きく上昇した。」となっています。特に後半の要望は、コロナ禍の影響が大きいのでしょう。逆にいうと、それだけ国会図書館に期待するところが多いってことだと思います。個人的にもデジタルコレクションのヘビーユーザーなんで、デジタルコレクションがもっと増えてくれるとありがたいですね。国会図書館のさらなる展開に期待したいところです。

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