続・人間老いやすく、学成りがたし: 軽井沢風越学園

2021/08/25

軽井沢風越学園

  「朝日新聞EduA」で、昨日今日と続けて、昨年2020年に開校した、長野県の軽井沢風越学園での「読書家の時間」「作家の時間」の実践についての記事が出ています。

 実は今日受講した、ポプラ社こどもっとラボの「2021年度 情報教育対応教員研修全国セミナー」~GIGAスクール構想に対応した<本と学び>の提案」の登壇者のお一人が、軽井沢風越学園の有山裕美子氏で、今日の有山氏の話は、前任の工学院大学附属中学校・高等学校での実践の話だったので、軽井沢風越学園って何をどうやっているんだろうと思っていたら、ちょうど、昨日、今日とまさにその知りたかった内容だったので、取り上げました。

 学校に図書館があるのではなく、図書館が学校という印象の軽井沢風越学園の環境って、本の虫だった(今もそうですが)自分にとっては、羨ましい以外の何物でもありません。今日のEduAの記事に、軽井沢風越学園についての説明が出ていますので、詳しくはそちらを読んでいただきたいのですが、堅苦しく、行き詰った感のある現在の学校に対して、軽井沢風越学園は現在の学校には無いものがあるように思います。まぁ、スタッフを見ると、公立学校におられた方が結構いらっしゃるので、現在の学校には無いものを作ろうとして作った学校なので、そういうことになるんだろうと思いますが。

 アクティブ・ラーニングだ、探究学習だという、学習指導要領の求めるものを本当に実践するとしたら、こんなところじゃないとできないでしょうね。すべての公立学校が風越学園のようになるのは無理ですけど、逆に改めて考えると、学習指導要領の求めているものって、相当ハードルが高いですので、現在の学校でそれを実践するって、かなり研究して、相当頑張らないといけないのではないかと思ってしまいます。

 ちなみに、今日のEduAの記事のなかで、「教科書で授業をしなきゃいけないなんて、実は学習指導要領のどこにも書いてないんです。」ってありますが、確かに学習指導要領には無いかもしれませんが、学校教育法第三十四条に「小学校においては、文部科学大臣の検定を経た教科用図書又は文部科学省が著作の名義を有する教科用図書を使用しなければならない。」ってありますので、教科書をまったく使わなくても良いわけではありません。

 従来から「教科書を教えるのではなく、教科書で教える」ようにしろと言われてきましたが、つまり、教科書だけではなく、それ以外の教材を足して教える工夫をしろということだったのですが、最近の先生は「教科書教える」ことしかできなくなっているようですので、改めて「教科書教える」ようにならないと、学習指導要領の求める内容を実践することは難しいでしょうから、風越学園とまではいかなくとも、教科書以外の教材も使っていけるようになってもらいたいですね。まぁ、そのためには教材研究が必要ですが。そう考えると、時間の余裕が無いとできませんから、やはり昨日のコメントのように、文科省は、次の手を出すのはしばらくやめにしてもらいたいですね。

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