昨日10月19日付けの朝日新聞EduAに、「高校「1人1台端末」、配備2割で大丈夫? 小中学校は9割以上配備」というタイトルの記事が掲載されています。
「来年4月までに整えないと、中学校で端末を使って学んできた生徒が、高校に進学した途端、紙と鉛筆の世界に戻ることになります。」と述べられていますが、別にそれでもいいのではないかと思うのですが。この記事の中にも出ていますが、小中学校は国の予算がついたので、「1人1台端末」が実現したのですが、高校は対象外だったので、まだ進んでいないわけです。ただ、学校での授業はデジタル一辺倒ではありません。「紙と鉛筆」が」基本であることは、「1人1台端末」が実現した小中学校でも同じことです。デジタル端末はあくまでも道具の一つに過ぎないわけです。もちろん徐々にデジタルの部分が増えていく可能性は高いですが、直ぐにすべてがそうなるわけではないわけですから、それほど急ぐ必要はありません。デジタル教科書やドリルの類が出てきてはいますが、コンテンツがまだ十分ではありません。
この記事の中で、来年から高校で「情報Ⅰ」が必修になるので、端末整備の遅れや地域によるばらつきは影響しないかということを問題にしていますが、小中学校でもデジタル端末1人に1台行きわたりましたが、それが実際に活用できているかは別の問題ですから、端末整備の遅れや地域によるばらつきを問題するだけでは十分ではありません。10月11日のブログに書いたように、『全国学力・学習状況調査』の中の、「2020年4月以降の臨時休校中、家庭でのICT(情報通信技術)学習に際して支障となったことについての質問」で、家庭の通信環境(無線LAN等)の問題などが上がっていますから、実は端末を配備するだけではダメで、実は他にもいろいろと問題はあるわけです。おそらくすべてを一度に解決することはできないですが、いちおうメジャーなメディアで問題提起をするのならば、総点検したうえで書くべきですね。私と同じように感じている方は他にもいらっしゃることと思います。
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