昨日10月6日、島根県埋蔵文化財調査センターから、江津市松川町八神に所在する森原下ノ原遺跡から中国の明代初頭(14世紀後半~15世紀初頭)に作られた灰被天目の完形品が出土したとの発表がありました。
「静岡県のあなたが、何故島根県の話を?」とお思いでしょうが、何を隠そう(いや別に隠しているわけではありませんが)、茶碗系、大好きなんです!
この灰被天目(はいかつぎてんもく)は、中国の明代(14世紀~15世紀)に福建省で作られた黒釉の茶碗で、完全な形で見つかる例は極めてまれで、完形品で見つかった例は今回の出土例を含めて全国で8例しかないんです。薄く灰をかぶったような、くすんだ色をしている釉薬がかかっているので、灰被天目と呼ばれているのですが、公開されている写真(PDFの3ページ目)は、横から移したものですが、落ち着いた感じで、まさに侘茶向きな感じですね。下の方までは釉薬がかかっていないのも味わいがあっていいです。
本当はもっとじっくり観察したいのですが、さすがに島根県にまでは見に行けませんが、しばらくすれば詳細な情報とともに、写真もいろいろ出てくると思いますので、それを楽しみにしようと思います。
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