続・人間老いやすく、学成りがたし: 2020年の余暇活動状況、『レジャー白書2021』

2021/10/13

2020年の余暇活動状況、『レジャー白書2021』

  公益財団法人日本生産性本部余暇創研から、『レジャー白書2021』が発行されました。巻頭要約が公表されていますので、そちらでざっくりと見てみます。

 余暇活動アンケート調査は、2021年1~2月にインターネットを通じて実施し、全国の15~79歳男女、3,246人から有効回答を得た結果とのことですが、2020年はコロナ禍の影響で従来とは様相が違っています。

 外出や移動を伴う多くの活動が順位、参加人口ともに前年を下回り、在宅や近場で行える活動の順位が上昇しています。余暇活動の参加人口は、「動画鑑賞(レンタル、配信を含む)」が3,900万人で最も多く、それに次いで「読書(仕事、勉強などを除く娯楽としての)」が3,650万人、「音楽鑑賞(配信、CD、レコード、テープ、FMなど)」が3,410万人となっています。昨年5,400万人で首位だった「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」は、約2,000万人少ない3,390万人で4位です。昨年4,350万人で2位だった「外食(日常的なものは除く)」は、約1,000万人減らして3,330万人で6位です。この2つはコロナという特殊な状況により大幅に数を減らしたわけですが、今年首位の「動画鑑賞(レンタル、配信を含む)」は首位になったとは言っても、390万人増えているだけですし、2位の「読書(仕事、勉強などを除く娯楽としての)」は昨年は4,110万人でしたから逆に減っていますので、「巣ごもり需要」という言葉がよく聞かれましたが、外出や移動を伴う活動が、単純に在宅レジャーに移行したわけではないようです。余暇活動の参加人口上位 20 位の参加人口を足していくと、2019年は63,940万人、2020年は54,640万人ですので、余暇活動に参加している人口が9,300万人も減っていて、それが余暇関連市場規模が55兆2,040億円、前年比23.7%減という数字になっているわけです。コロナにより余暇関連市場は非常に大きなダメージを受けたということが言えるわけですし、多くの人々が余暇に参加できなかったということです。これだけを見ても、やはりコロナは世の中に非常に暗い影を落としたということがわかります。

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