続・人間老いやすく、学成りがたし: 民主主義が絶対とは思わないが、今のところはこれに頼るしかないなぁ(今日の朝日新聞社説を読んで)。

2023/01/03

民主主義が絶対とは思わないが、今のところはこれに頼るしかないなぁ(今日の朝日新聞社説を読んで)。

 今日1月3日の朝日新聞社説は、「民主主義を守り育む 多様な価値観 共存を強みに」という記事です。

 ロシアのウクライナ侵攻や、中国のコロナ対策の転換など昨年は権威主義が揺らいだ年でしたが、現在の民主主義体制に慣れている我々日本国民からすれば、統治のあり方としては権威主義よりも民主主義の方が優れていると考えていますが、政権の専横と代議制の不全という、本来の民主主義の基本的な部分がうまく機能していない現在の日本では、権威主義に比べれば民主主義の方がマシという意味で民主主義を支持するしかないわけで、民主主義が絶対であると思っている人はそう多くはないような気がします。

 「民主主義は政治的な共存の一つのあり方である。人々を一色に染めがちな権威主義とは違い、様々に異なる思想信条、価値観、信仰などを持つ人々がそれでもなんとか共に生きていくための方法である。」と社説で述べられていますが、確かにこの部分が民主主義の救いだと思いますので、この点は朝日の社説に共感しますが、「そこに最終的な解決というようなものはなく、常に暫定的な決定を重ねていくしかない。間違えたと思ったらやり直せるのが民主主義のいいところだ。」という点に関しては、どうでしょうか?

 実際、やり直ししていますか?政府が「間違えたからやり直す」ということをするでしょうか?行政では、うまくいかない場合でもやめることはせず、代替案を出してきてその方向性を継続するのが基本です。

 むしろ、きちんとした民主主義体制を確立する努力をするということは、日本向きとも言えないような気がするので、しばらくは現在の日本型民主主義に修正を加えながらなんとか操っていくというのが、現在のところベターな選択なのでしょう。

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