続・人間老いやすく、学成りがたし: 小中高生の睡眠不足と学校の関係、改めて整理して考えるべきです。

2023/01/29

小中高生の睡眠不足と学校の関係、改めて整理して考えるべきです。

  昨日1月28日の朝日新聞デジタルに、「小中高生の睡眠障害、小児科医に聞く治療法 スマホだけではない原因」という記事が出ています。

 睡眠障害の原因として、小児科医が次の3つをあげています。

①塾や部活で睡眠時間が短くなっている

②ゲームなど電子機器の使いすぎで睡眠不足になっている

③ふとしたきっかけで学校に行きにくくなり、朝いつもの時間に起きられなくなって悪循環にはまってしまう

 ①につながることとして、「塾で夜遅くまで受験勉強をしたり、部活でスポーツや楽器を遅くまで練習したりといった「授業外にやらなければいけないこと」が多すぎる」と指摘しています。受験勉強は、それを必要とする入試のあり方を考えなければならないですが、部活で遅くまで練習するということが要因としてあるというのは問題です。また、逆に「いわゆる「帰宅部」の子が目標を持ちにくくなり、②のような状態に、より陥りやすいとも感じ」るというのも、「学校で部活ありき」がもたらした弊害なのではないでしょうか。

 今日1月29日の朝日新聞デジタルに、「学校の始業時間、早すぎませんか? 睡眠不足解消のためのハードルは」という記事がでていて、朝は、9時15分までに入室し、朝のSHR、授業という中央大学高校の事例が出ていて、6時間目が終わって、帰りのSHR終了が16時ですが、その後部活があったり、7時間目、8時間目があったり(8時間目の終了は18時10分)、最終下校は19時です。この高校の生徒は、おそらくこの後塾に行ったりするのでしょうから、かなり遅くなりますよね。また、時間割をよく見ると8時〜9時に、0時限〔特別講座、自由選択科目、補講、補習〕があることになっているので、そうなると他校とあまり変わらないですよね。

 28日の記事に、補習も含めて午後3時には学校が終わるドイツの話が出ていますが、それで良いのではないでしょうか。そもそも学校の始業が早いのが問題なのではなく(むしろ学校は早くから始めて、早く終わる方が良いと思っています)、学校の終了時間が遅いのが悪く、また社会全体も夜型生活になっているので、子どもが遅くまで起きていることがあまり気にならないのが問題なのではないかと思います。

 現在電気代が高騰していますが、社会全体が煌々と電気をつけているわけで、それをやめれば必要な電力も減って(工場とかは別ですが)、電気代も高くならずに済むのではないかと単純に思うのですが。

 そもそも温暖化で火力等の発電は、今すぐにでも停止した方が良いとしているのを、その分を原子力で、などと言っているわけですが、大都市でも、真夜中まで電気をつけておく必要がどれほどあるのでしょうか?大人も、子どもも早く寝ましょう!そうすれば、電気代も節約になるし、より健康的になるのではないでしょうか。少子化問題にも、多少影響するかもしれません。もっと自然と共存した生活に転換していくことが、この先必要な社会になるはずですので、まずは「早く寝る」ということから始めていくのは、あまり無理ではないと思います。

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