続・人間老いやすく、学成りがたし: 掛川市「松ヶ岡」の、建築の技に関する公開講座申込み受付中!

2021/07/04

掛川市「松ヶ岡」の、建築の技に関する公開講座申込み受付中!

  静岡文化芸術大学が8/3から無料配信する、掛川市の市指定文化財「旧山崎家住宅」、通称「松ヶ岡」の保存活用工事に関する公開講座の申込みが始まっています。

 講座は、「松ヶ岡」の保存活用工事で設計監理を担当している京都伝統建築技術協会の浜野豪氏が講師の第1部、浜野豪氏と静岡文化芸術大学の先生らによるトークセッションが第2部となっています。

 「松ヶ岡」は令和2年9月から大規模な修復工事が行われていて、公開講座はこの工事での知見を知ることができるものだと思います。

 「松ヶ岡」に関しては、ホームページに詳しいのですが、山崎家は油を中心に、掛川の名産である葛布などを扱った商家で、掛川藩の御用商人となり、藩からは士分の待遇を受けていた豪商でした。

 近代になり、8代目となった山崎千三郎は、金融・交通・用水等の整備に活躍しました。岡田良一郎らとともに資産金貸付所の御用係となったり、掛川銀行の筆頭株主となったり、東海道線の誘致運動を行ったり、掛川馬車鉄道、掛川鉄道の設立にかかわったり、大井川疎水事業を県に建白するなど、掛川地域の発展に大きく貢献した人物です。

 「松ヶ岡」は大変広く、かなり立派な建物なので、直接現地に見学に行くのが良いとは思うのですが、保存活用工事の際には、解体・調査した上で修理していくわけですから、建物を見るだけでは分からないことが公開講座では知ることができるのだと思います。ですから、公開講座を受けてから、現地を見学した方が、「松ヶ岡」の魅力が、より一層理解できるのではないかと思います。ましてや公開講座は無料で受けられるので、申し込んでみてはいかがでしょうか(別に大学の回し者ではないですが…)。ちなみに私はもう申込みました。

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