NDL(国立国会図書館)のホームページで、「電子情報の長期保存におけるエミュレーション技術の利用に関する調査報告書」(令和3年7月)が公開されています。
電子情報の長期保存においては、「あるデジタルデータを利用するために、旧式化したコンピュータ、OS、ソフトウェア等を現在の環境で再現するエミュレーション」は、「技術デジタルデータをある形式から別の形式に移行するマイグレーション」とともに、大変重要な技術です。エミュレーション、マイグレーションともに、日々新しい技術が開発されているわけですが、導入に際しては、電子データの保存要件はもちろんのこと、安定性や作業コスト、維持コストなどもある程度考慮しなければならず、そのために日々の調査研究は欠かせないわけですから、今回のような調査報告書は、大変重要なわけです。
こういう分野は苦手と言う方もいらっしゃるでしょうが、デジタル化は国を挙げて取り組んでいることですから、いろいろな分野で電子情報を取り扱う場面は確実に増えます。近日中に触れるつもりですが、7月26日に開催された第89回公文書管理委員会のメインテーマは「デジタル時代の公文書管理について」のように見受けられますし、デジタル庁の創設も近づいています。今回の報告書、そんなに難しくないと思いますので、ぜひ読んでみてください。
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